DeNA、300種類のSaaSのライセンス管理を自社開発からServiceNowに切り替えへ

DeNAは、社内で利用するソフトウェアの資産管理に向けて、ServiceNowの「IT Asset Management」を導入した。DeNA全社で稼働する約300種類のSaaSとソフトウェアのライセンスをIT Asset Managementで管理する

» 2022年02月02日 07時00分 公開
[ITmedia]

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 ServiceNow Japanは2022年2月1日、ディー・エヌ・エー(DeNA)が社内で利用するSaaS(Software as a Service)製品などのソフトウェア資産管理に向けて、ServiceNowの「IT Asset Management」を導入したと発表した。

自社システムでは管理しきれない 「膨れ上がるSaaS」問題

 IT Asset Managementは、ソフトウェアライセンスやハードウェア資産などの管理に向けたソフトウェアで、ServiceNowの「Now Platform」に構築されている。ハードウェアや消耗資産の管理に向けた「Hardware Asset Management」や、ソフトウェア資産の管理に向けた「Software Asset Management」などの機能で構成される。

 DeNAはサーバやPCといった有形資産に限らず、ソフトウェアやライセンスといった無形資産も含めて、IT資産を経営資源と位置付ける。同社はこれまでこれらIT資産を管理するためのシステムを自社開発し、契約内容や配置状況、利用状況などを一元管理してきた。

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