日立とServiceNow Japanは、横浜市の予算・財務情報管理システムの構築を開始する。ServiceNowの「Strategic Portfolio Management」を活用し、財政事務の効率化とデータ分析に基づいた行政経営を支援するシステムの実現を目指す。
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日立製作所(以下、日立)は2022年1月28日、ServiceNow Japanと協力して横浜市の予算・財務情報管理システムの構築を開始すると発表した。ServiceNowのプロジェクトポートフォリオ管理を支援する「Strategic Portfolio Management」を活用する。データを活用した行政経営を支える新たな基盤として2023年夏からサービス提供を段階的に開始し、2024年3月の全面稼働を目指す。
これまで横浜市では、情報のデータ化と十分な連携が行われていないことが課題だった。同市は今回のシステム構築に当たり、予算編成時や財務諸表作成時の重複入力の解消と行政経営に必要なデータの可視化を期待する。
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