富士経済は、「2021年版 DIGITAL FACTORY関連市場の実態と将来展望」を発表した。同社は、2025年の世界デジタルファクトリー関連市場の規模を、対2020年比55.0%増の6兆6393億円と予測する。
この記事は会員限定です。会員登録すると全てご覧いただけます。
富士経済は2022年2月18日、「2021年版 DIGITAL FACTORY関連市場の実態と将来展望」を発表した。設計・販売・計画システムソリューションの10品目、生産現場システムソリューションの7品目、PA(Process Automation)システムソリューションの7品目、ネットワークセキュリティの6品目、関連サービスの5品目の市場を調査し、将来を予想した。同社は、世界のデジタルファクトリー関連市場の規模は、2025年に対2020年比55.0%増の6兆6393億円になると予測する。
富士経済はデジタルファクトリー市場は、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大契機としたDXニーズの高まりを背景に拡大している」と分析する。レガシーシステムの刷新やクラウドへの移行、テレワークへの対応、設計情報に関するデータベースの整理など、製造業のデジタル化が需要増加を後押しすると見ている。
各分野の市場規模の予測は次の通りだ。
サプライチェーンの観点で考える 中小企業がセキュリティ対策を怠ってはいけない2つの理由
生産ライン維持の“努力”がリコールの引き金に? 悪夢から大手メーカーを救ったDX
DXを“企業文化”として定着させるには? NSSOLが提案「デジタル製造業」から考える
医療IoTシステムの国内市場は2025年に2倍に成長、AI関連は4倍に――富士経済調べCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.