マルチクラウドを活用する中で、クラウドベンダー間の運用基準やセキュリティポリシーの違いが発生し、情報システム部門における業務負担の増大を招いている。日立はこの解消に向けて「マルチクラウド運用管理サービス」を提供開始した。
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日立製作所(以下、日立)は2022年4月18日、マルチクラウド導入後の運用業務をワンストップで支援する「マルチクラウド運用管理サービス」(Multi-Cloud Operation and Management Service)を開始した。パブリッククラウドの最新技術やサービスアップデートに迅速に対応し、安定的な運用と継続的な運用改善を支援する。
多くの企業がデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する中、単一のパブリッククラウド利用から、利用目的に応じて複数のパブリッククラウドを組み合わせるマルチクラウドの活用が進んでいる。
だがマルチクラウドでは、クラウドベンダー間の運用基準やセキュリティポリシーの違いによってITインフラ運用が複雑化し、情報システム部門における業務負担の増大や想定以上の運用コストが発生するケースがあった。
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