「従業員不足」「利益率の低下」 課題山積みのレストラン業界をAIはどう救う?Restaurant Dive

レストラン業界で会話型AIなどを活用する動きが活発化している。これによってレストランが直面する課題はどのように解消されるのか。大手レストランチェーンの動向を見ていこう。

» 2022年07月05日 14時27分 公開
[Alicia KelsoRestaurant Dive]

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Retail Dive

 人工知能音声プラットフォームを提供するSoundHound AIは2022年5月19日、レストランの電話注文を自動化する新サービス「SoundHound for Restaurants」を発表した。

 SoundHound for Restaurantsは会話型AI(人工知能)技術を活用して、電話応対や注文受付、修正受付、支払い完了の確認や送信を実行する。レストランのオペレーターは、この技術をSquareのPOSシステムに接続し、音声アシスタントに使用させたいメニューを同期させ、電話番号を入力してツールを起動させる。この機能は、モバイル決済企業SquareのPOSシステムと統合される予定だ。

 POSベンダーのLightspeedが公開したレポートによれば(注)、米国のレストランオペレーターの50%が今後2〜3年の間に何らかの自動化技術の導入を予定しており、レストランにおけるAIと自動化の成長は今後も続くとみられる。

会話型AIはレストラン業務をどのように変革するのか

 SoundHound for Restaurantsの目的は、高いレベルの顧客サービスを維持しながら、デジタルチャネルからのより高いボリュームの需要にオペレーターが応えることだ。

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