Microsoftは2022年12月の累積更新プログラムを配信した。対象製品は多岐にわたるため、確認の上、直ちにしかるべき対応が求められる。
この記事は会員限定です。会員登録すると全てご覧いただけます。
Microsoftは2022年12月14日(現地時間)、同社のWebページで12月の累積更新プログラムを配信した。今回のアップデートは、深刻度「緊急」(Critical)に分類される複数の脆弱(ぜいじゃく)性に対する修正も含まれている。該当製品を使用している場合、直ちにアップデートを適用してほしい。
アップデート対象の製品や技術は以下の通りだ。
深刻度「緊急」(Critical)に分類される脆弱性はCVE-2022-41127、CVE-2022-44670、CVE-2022-44676、CVE-2022-41076、CVE-2022-44690、CVE-2022-44693、CVE-2022-41076の6件だ。脆弱性の詳細は以下から確認してほしい。
Microsoftは累積更新プログラムを配信後に幾つかの不具合を発生させており、適用をためらうユーザーや管理者もいる。
しかしMicrosoftの累積更新プログラム配信はサイバー攻撃者に対して脆弱性に関する情報を開示する行為でもある、そのため累積更新プログラムの配信が始まったら迅速な適用が推奨される。
TeamsとAdobe Acrobatが統合 何ができるようになる?
Exchange Serverの脆弱性「ProxyNotShell」のPoCが公開 急ぎアップデートを
Windows ServerにおけるKerberos認証で問題発生 Microsoftが定例外の累積更新プログラムを配信
Microsoftが11月の累積更新プログラムを配信 悪用確認済みの脆弱性に対処Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.