Dellはゼロトラスト導入支援サービスProject Fort Zeroとバックアップ環境向けセキュリティポートフォリオを提供するPSX for Backupを発表した。サイバー攻撃に備えてゼロトラスト環境と迅速な復旧環境の構築を支援する。
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Dell Technologies(以下、Dell)はエンド・ツー・エンドのゼロトラストセキュリティソリューションを提供する「Project Fort Zero」およびセキュリティポートフォリオを拡張する「Product Success Accelerator for Backup」(以下、PSX for Backup)を発表した。
Project Fort Zeroは1年以内に、PSX for Backupは既に提供開始されている。PSX for Backupの日本における展開は2023年下半期になる見通しだ。
Project Fort Zeroは、Dellの専門組織「Zero Trust Center of Excellence」と30社以上の大手テクノロジー企業のパートナーシップエコシステムによってゼロトラストの導入を支援する取り組みだ。検証済みで高度に成熟したゼロトラストソリューションを1年以内に提供する。
通常、ゼロトラスト構築の際には、個々の組織が複数のベンダーにわたるテクノロジーの統合とオーケストレーションを実施するが、これをDellが実施することで導入に要する期間を短縮する。
Project Fort Zeroは米国政府が既にソリューション評価を始めており、「Department of Defense(DoD) Zero Trust Reference Architecture」(米国防総省のゼロトラストリファレンスアーキテクチャ)への適合性が認められている。
Project Fort Zeroは少なくとも以下のようなユースケースに対応可能だ。
対して、PSX for Backupはセキュリティポートフォリオを拡充して、サイバー攻撃を受けた後のデータリカバリーに向けたバックアップ環境の実装とメンテナンスを簡素化する。PSX for Backupは北米や欧州、アジア太平洋地域での提供が開始されており、日本では2023年下半期(2023年8月〜2024年1月)の提供になる予定だ。
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