OSSのオンラインストレージ「ownCloud」に3つの脆弱性が見つかった。そのうち一つはCVSS v3のスコア値が10.0と評価されている。
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ownCloudは2023年11月21日(現地時間)、オープンソースソフトウェア(OSS)のオンラインストレージ「ownCloud」に3つの脆弱(ぜいじゃく)性が存在すると発表した。
公開された3つの脆弱性の深刻度は「緊急」(Critical)で、そのうち一つは共通脆弱性評価システム(CVSS) v3のスコア値が10.0と評価されている。
今回発表された脆弱性は以下の通りだ。
ownCloudは、CWE-200の修正に向けて対象ファイルの削除や無効化を実施しており、今後のコアリリースでさらに同様の脆弱性の発生を軽減するように取り組みを強化する予定だ。ownCloud管理者パスワードの変更や電子メールサーバアカウント情報、データベースアカウント情報の変更、オブジェクトストアやS3アクセスキーを変更しておくことが推奨されている
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