米国CISAとHSSEDIは「2024 CWE Top 25 Most Dangerous Software Weaknesses」を発表した。2024年版では3万1770件の中から、最も重大な25項目の脆弱性を選定している。
この記事は会員限定です。会員登録すると全てご覧いただけます。
米国土安全保障省サイバーセキュリティ・インフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)は2024年11月20日(現地時間)、米国国土安全保障システム工学開発研究所(HSSEDI)と共同で「2024 CWE Top 25 Most Dangerous Software Weaknesses」を発表した。
この年次リストはサイバー攻撃者が悪用する最も深刻なソフトウェアの脆弱(ぜいじゃく)性の種類を特定することを目的に公開されている。2024年版では3万1770件の脆弱性情報データベース(CVE)レコードを分析し、最も重大な25項目の脆弱性を選定した。
最も危険なソフトウェアの脆弱性トップ25は以下の通りだ。
このリストは政府機関や企業がサイバーセキュリティ戦略を策定する際の重要な指針となる。脆弱性の根本原因を特定することで開発者やセキュリティチームは脆弱性の削減や重点対策の導入、顧客信頼の向上といった成果を得られる。
また、ソフトウェアやセキュリティ、リスクマネジメントへの投資において情報に基づいた意思決定を目指す企業にとっても戦略的なガイドとして役立つとしている。
攻撃者はどうやってEDRの検知を回避するのか? Palo Alto Networks調査で判明
セキュリティ運用は手綱を握れ リクルートSOCリーダーが語るマネージドサービスの本質
結局、攻撃側と防御側のどちらが有利なの? 有識者が語る「防御側の強み」
Google Playの審査をかいくぐるトロイの木馬に要注意 合計200万回ダウンロードCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.