Zabbixは監視ソリューション「Zabbix」に深刻な脆弱性があると報告した。リモートからの任意コード実行や権限昇格のリスクがあり、速やかなアップデートが推奨される。
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Zabbixは2024年11月27日(現地時間)、監視ソリューション「Zabbix」に深刻な脆弱(ぜいじゃく)性が複数あることを報告した。これらの脆弱性が悪用された場合、リモートから任意のコードが実行されたり、権限が昇格されたりする可能性がある。
報告されている脆弱性は以下の通りだ。
影響を受けるZabbixのバージョンは以下の通りだ。
修正されたZabbixのバージョンは以下の通りだ。
CVE-2024-42327およびCVE-2024-42330は深刻度「緊急」(Critical)と分析されており、システム全体に甚大な被害をもたらす可能性がある。影響を受けるバージョンを使用している場合、修正済みバージョンに速やかにアップデートすることが強く推奨されている。
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