ChatGPTに月額利用長3万円の「Pro」プランが登場した。高性能なモデル「o1」や「o1-pro」を利用できるが、これまでの「4o」や「o1-preview」とはどう違うのか。
この記事は会員限定です。会員登録すると全てご覧いただけます。
OpenAIは2024年12月5日(現地時間)、「ChatGPT」に新プラン「Pro」を追加した。月額利用料は200ドル(約3万円)だ。これまでの最高モデル「o1-preview」と比べ数学や競技プログラミングの分野で大きく性能を伸ばした「o1」を無制限に利用できる。
ChatGPTには5つのプランがある。それぞれの仕様は以下の通りだ。
OpenAIは9月に4oより高性能なモデルとして「o1-preview」を公開した。「回答を生成する前に長い時間をかけて考えるよう訓練した」とするモデルで、質問に対して直接答えを出力するだけでなく、推論の過程も文章として表示できるのが特徴だ。
o1とo1-proはさらに性能が向上したモデルで、数学や競技プログラミング、科学などのテストの問題を解かせたところ、これまで以上の好成績を収めた。OpenAIによるテストの結果は以下の通りだ。
なお、テストでは“まぐれ”を排除するため4回試行して4回とも正解が出た場合のみ得点を認めた。
回答の生成には時間がかかるため、ChatGPTにはプログレスバーを設置し、生成でき次第通知する機能も追加した。
ChatGPTを選んでよかった? 利用者の利用プランや改善要望を調査
Qlik、RAG機能付き生成AIチャットbotを日本でリリース メールやSlack会話を取り込み固有の回答を出力
OpenAIの評価額は約23兆円 投資した企業の一部が明らかに
ここまで変わったRPAのトレンド 生成AI時代の“業務自動化の現在地”Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.