ワークデイとパトスロゴスが2025年3月12日に戦略的協業を発表した。新たな給与ソリューションの提供を目指す。このソリューションは日本の社会保険・税制度に適応しながら、グローバル市場への対応も視野に入れている。
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ワークデイが、日本企業向けのパートナーエコシステムの取り組みを強化する。2025年3月12日には給与ソリューション「Workday HCM」とパトスロゴスの「Combosite」を連携させる戦略的協業を発表した。この協業では日本企業向けの人事・給与周りのオペレーションへの対応を強化する。
今回の協業はワークデイが提供する「Workday ヒューマン キャピタル マネジメント」(Workday HCM)と、パトスロゴスのクラウド型給与サービス「Combosite」(コンボジット)を連携させた新たな給与ソリューションの提供が目的だ。提供は2025年上半期から開始する見込みとしている。
近年、多くの企業がグローバル市場での競争力強化を目指し、人的資本の最適化に取り組んでいる。これに伴い、人事部門には従業員データの統合管理や戦略的な人材活用の重要性が増している。しかし、日本企業の給与計算業務は特に煩雑であり、頻繁な法改正や企業独自の給与規定が運用の負担となっている。
この課題を解決するため、ワークデイとパトスロゴスは「Workday HCM」と「Combosite」の統合を実現し、給与業務の効率化と戦略的な人財管理を両立させるソリューションを提供する。
ワークデイおよびパトスロゴスは今後、共同で営業・販売活動を推進する。また、サポート体制も充実にさせ、導入企業の運用効率向上と満足度向上を図る。
ワークデイは日本市場向けのさらなる対応強化に向けて国内パートナーとのエコシステム強化を進める計画だ。
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