誰かが残したSQL文を解説するAI ウイングアーク1st、引継ぎやモダナイズを効率化へ

ウイングアーク1stが「Dr.Sum Copilot」をリリースした。既存のSQLコマンドを生成AIが分析し、解説テキストを生成することで、属人化の解消や引継ぎ業務効率化を支援する。

» 2025年04月22日 08時00分 公開
[ITmedia]

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 ウイングアーク1stは2025年4月18日、データ分析基盤「Dr.Sum」の新機能「Dr.Sum Copilot」をリリースした。既存のSQLコマンドを生成AIが分析し、解説テキストを生成することで、属人化の解消や引継ぎ業務効率化を支援する。

前任者の読めないSQL文を読み下す

 情報システム部門ではデータベース管理の業務が属人化し、引き継ぐ際に前任者のSQLコマンドを理解できず、修正やその後の効率的な運用が難しくなるケースがある。

 Dr.Sum Copilotは、入力されたSQLコマンドを見やすい形に成形したり、処理の内容を自然言語化したりできる他、改善提案やエラー発生時のスクリプト解析機能も提供する。

 ウイングアーク1stは、Dr.Sum Copilotを使うことで高度なSQLスキルを持たない担当者でも前任者のコマンドの内容を容易に把握できるようになり、属人化の解消に貢献するとしている。

 同機能は今後、Dr.Sumの本体機能として統合する。

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