KLab、MIDI音源着信メロディ自動変換システムを開発

» 2005年07月12日 23時56分 公開
[ITmedia]

 KLabは7月12日、MIDI音源着信メロディ自動変換システム「メロポン(仮称)」を開発し、本年秋からカラオケ事業者、着信メロディ配信事業者、音楽関連事業者などに対し、システムライセンスを開始する予定だと発表した。

 全キャリアの着信メロディ対応携帯電話を22のグループに分類し、各グループごとに最適な音量バランス、音色、ベロシティーなどの設定データをあらかじめ登録しておくことで、携帯電話機種ごとに最適化された高音質で、MIDI音源ファイルを着信メロディに自動変換する。処理時間は1曲約3分と、従来の制作時間のおよそ100分の1に短縮できるという。

 また着信メロディファイルを自動的にサーバーにアップロードし、ダウンロード用のURLを生成。実機チェックに問題がなければ、クリックするだけで本番配信サーバーにアップロードすることができる。さらに独自の「さび」検出アルゴリズムにより、着信メロディとして最適な部分だけを、着信メロディファイルとして自動生成する機能を装備している。

 同社は7月13日から15日まで、東京ビッグサイトで開催される「ワイヤレスジャパン2005」の同社ブースで、「メロポン」の紹介を行う。

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