インテリシンク、TIS、およびリコーテクノシステムズの3社は8月30日、インテリシンクの主力製品である「Intellisync Mobile Suite」が実装するプッシュ型データシンク技術を用いたエンタープライズ・モバイルソリューションを、9月15日より開始すると発表した。
「Intellisync Mobile Suite」は、「Email Accelerator」「Systems Management」「File Sync」「Data Sync」という4つのコンポーネントから構成されており、Microsoft Outlook/ExchangeやLotus Notes/Dominoなどのグループウェアサーバとの同期、複数種のデバイスに対する運用管理、業務アプリケーションやWebとの同期、企業内のデータベースとの同期を実現する統合モバイルプラットフォーム。
同ソリューションは、インテリシンクのデータシンク技術と、Symbian OS搭載の携帯電話「Vodafone 702NK」を利用して、エンタープライズ・アプリケーションとモバイル端末のデータをリアルタイムに共有可能にする。これにより、企業内の業務システムを、携帯電話を使って利用できる。
TISはエンタープライズ・モバイルコンピューティング環境導入に際し、インテリシンクのソフトウェアとソリューションの提供を行うほか、企業のセキュリティポリシーに準拠したネットワークやシステムの設計、構築、運用までのトータルなサービスを提供。またリコーテクノシステムズはTISのビジネスパートナーとして、東名阪地域を中心に、システム導入・構築サービスなどを提供する。
同ソリューションの提供開始にあたり、TISは9月15日、ボーダフォン、インテリシンク、リコーテクノシステムズとの共同マーケティングの一環として、TISモバイルソリューションセミナー2005「エンタープライズモバイルコンピューティング時代の到来」を開催する。
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