電気通信事業者協会(TCA)は1月11日、携帯電話/PHSの年間契約者数を発表した。2005年の純増トップに立ったのは、281万1500の増加を達成したauだった。auは2004年に続いての年間純増首位。
― | ドコモ | au | ツーカー | ボーダフォン |
---|---|---|---|---|
1997年 | 704万5000 | 155万3000 | 49万6000 | 148万2000 |
1998年 | 613万9000 | 180万4000 | 55万5000 | 175万4000 |
1999年 | 530万8000 | 164万0000 | 48万3200 | 204万8000 |
2000年 | 676万2400 | 58万4100 | 56万0100 | 180万5200 |
2001年 | 545万0500 | 142万8000 | 10万0600 | 214万8900 |
2002年 | 328万5300 | 155万9800 | -9万1500 | 170万5700 |
2003年 | 260万0700 | 250万9400 | -17万9400 | 145万1200 |
2004年 | 217万9300 | 278万1700 | -7万0400 | 43万7000 |
2005年 | 245万1500 | 281万1500 | -47万4700 | -4万3300 |
ツーカーは2005年後半にauへ「同番移行手続き」を開始したこともあり、年間で47万4700の純減。auが急激に契約者数を増やしたのはツーカーユーザーが流れ込んだからとの指摘もあるが、「10月から12月までのツーカーからauへの同番移行の数は、34万9100。これを除外して考えても、年間ではauがトップ」(KDDI広報)という。
ボーダフォンは11月、12月になってようやく盛り返したが、それでも年間では4万3300の純減。ボーダフォンの営業開始以来、初の年間純減を記録した。
― | ウィルコム | ドコモ | アステルグループ |
---|---|---|---|
1997年 | 115万8000 | 54万4000 | 35万4000 |
1998年 | 7万6000 | -61万7000 | -46万6000 |
1999年 | -22万4000 | -9万7000 | -2万9500 |
2000年 | -6万6600 | 35万4000 | -4万5500 |
2001年 | -28万1200 | 18万2000 | -8万1700 |
2002年 | 1万7600 | -14万9000 | 3700 |
2003年 | -5万4800 | -13万3900 | -15万4800 |
2004年 | 4万2200 | -23万5200 | -32万8000 |
2005年 | 69万4800 | -50万9600 | -32万0900 |
PHSの純増数でトップになったのは、この業界で圧倒的な強さを見せたウィルコム。年間の純増数は69万4800となった。2004年までは年間通して純減の年も多く、増えても数万の単位だったことが興味深い。
ドコモは撤退を発表して以来純減が続いており、年間の純減数は50万を超えた。またアステルグループも年間で約32万の減少を記録している。
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