オンライン旅行予約の経験者は約57%がiモードを利用――インフォプラント

» 2006年12月19日 23時22分 公開
[ITmedia]
photo iモードのみ、またはiモードとPCを使ったという層は57.4%になった

 インフォプラントは12月19日、iモードサイト「とくするメニュー」を利用した定例リサーチで、「オンラインでの旅行予約」に関する調査結果を発表した。調査は11月21日から同28日まで実施されたもので、有効回答数は5836人。

 同調査によれば、iモードやパソコンを利用して、オンラインでの旅行予約をしたことがある人の割合は、全体の44.4%。男女ともに、20歳代から40歳代で4割を超えていた。また、「iモードのみある」と「iモード・PC両方ある」を合わせた「iモード利用者」は、回答者全体の57.4%となった。

 旅行などのチケット予約の携帯サイトを閲覧するのは、「自分の部屋」が49%と最多で、「移動中(電車/バス/車の中など)」が19.7%、「職場/学校」が18.9%、「自分の部屋以外の自宅」が17%と続いた。また、32%が「携帯電話から旅行・交通予約のサイトは見ない」と回答している。

 なお、男女・年代別では「自分の部屋」が女性20〜30歳代、「職場/学校」は男性30歳代以上で、「移動中(電車/バス/車の中など)」は男性30〜40歳代、女性20〜30歳代で、それぞれ他の年代に比べて多かった。

 携帯サイトを利用したオンライン旅行予約について、今後の利用意向を尋ねたところ、「利用したい」と「できれば利用したい」を合わせた利用意向層が57.6%と半数を超えた。男性と女性では、女性の方が利用意向が高く、特に年代が低い層ほど利用意向を示す回答者が多かった。

 オンラインでの旅行予約をする際に重視することについては、「低価格」が58.7%で最も多かった。次いで、38%が「いつでも予約が可能」、37.3%が「情報の検索のしやすさ」、31.8%が「予約の変更・キャンセルが可能」と回答している。「個人情報の管理がしっかりしている」と回答した人は、男性が17.2%、女性が23.6%と、男性に比べて女性が多かった。

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