最後に、1年間で収集したノベルティの中から特にお気に入りのノベルティを紹介します。題して、「ノベルティ・アワード2008」。勝手にベスト3の発表です。
第3位――その名も「オープンソース焼きそば」
野村総合研究所が、「OpenStandia」の宣伝用に開発した焼きそばは、その名も「オープンソース焼きそば」。オープンソースとソース焼きそばを掛け合わせるという発想が面白いノベルティでした。食べたら「オープンソースに強くなる」と書かれていたのですが……普通に美味しくいただいてしまいました。これを食べたからといって特にオープンソースに詳しくはならなかったようです。
第2位――メモとして使えない付箋
NECソフトは、情報セキュリティの肥大化を解消するというコンセプトの下、「頭のメタボ」を解消する知恵の輪や、情報セキュリティを守るブラックライト搭載のボールペンなどの、工夫を凝らしたノベルティを開発しています。その中でもわたしが、一番気に入ったノベルティがこちら。
「ヒヤヒヤする男のための付箋」と名づけられたノベルティは、ただの付箋ではありません。「検閲」「秘密」「禁止」「承認」の4種類の単語がデカデカと……付箋の通常の用途、メモとしての使い方はできません。「ヒヤヒヤさせられている部下・同僚・(上司)のPCや携帯電話に貼りましょう」と、使用方法が示されていますが、社内で使うには勇気が必要ですね。
第1位――便器ストラップ
世界のTOTOのノベルティ、便器型のストラップです。ふたが開閉し、さらに便器の中に黄金の小判が入っている「開運」ならぬ「開ウン」グッズ。オルタナティブブロガー内に、「便器ブーム」を巻き起こしました。このストラップを愛用している記者は、「飲み会などで、知らない人と話すときに話題づくりのきっかけになる」と話しています。このストラップが携帯電話に付いていたら、確かに気になりますね。
これからもノベルティブログでは、IT業界にとどまらずいろいろな企業のノベルティをたくさん紹介していきます。来年度もノベルティブログをよろしくお願いします!
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