富士通、アジアでのサーバビジネスでAsianuxと協業
富士通、Asianux Corporation、ミラクル・リナックスはPCサーバ上でのLinux OSのビジネスで協業する。
富士通、Asianux Corporation、ミラクル・リナックスは、富士通のPCサーバ「PRIMERGY」上でのLinux OS「Asianux Server 3」の動作について認証を完了したと発表した。これにより、富士通はアジア5カ国でLinux OSとPCサーバのビジネスを推進する。
今回Asianux Server 3で認証された富士通のサーバは、インテルのXeon プロセッサ 5500番台を搭載したブレードサーバ「PRIMERGY BX920 S1」と2Wayラック型サーバ「PRIMERGY RX300 S5」「PRIMERGY RX200 S5」。日本国内では、Asianuxの出資者でAsianux Server 3の共同開発者であるミラクル・リナックスが検証、販売を手掛ける。Asianux Server 3とPRIMERGYによるシステム構築とサポートサービスはPFUが実施する。
富士通はこの協業により、中国、韓国、タイ、ベトナム、日本のLinuxベンダーにより構成される「Asianuxコンソーシアム」と共同でサーバビジネスを推進する。
AsianuxはAsianuxコンソーシアムの合弁会社として2007年12月20日、中国・江蘇省無錫市に設立された。現在のメンバーは中国のレッドフラッグ、日本のミラクル・リナックス、韓国のハーンソフト、ベトナムのベトソフトウェア、タイのWTECの5社。
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