メディア

「哺乳瓶」おすすめブランド7選【2020年最新版】国内メーカーや海外ブランドの人気商品を紹介

» 2020年10月13日 17時00分 公開
[Fav-Log]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 赤ちゃんの大切な栄養源となるミルクを飲むための「哺乳瓶」。赤ちゃんとママ・パパのことを考えたさまざまな商品が国内・海外のブランドから販売されており、どれを選べばよいのか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。

 産後の母乳の出方や赤ちゃんの好みなどもあり、なかなか一発で「これが一番」と決められないのが哺乳瓶と乳首(ニップル)。ここでは、哺乳瓶のチェックポイントと、人気ブランドの商品の特徴やラインアップを紹介します。赤ちゃんにぴったりの哺乳瓶選びの参考にしてみてください。

哺乳瓶

哺乳瓶の材質と形状|使い分けると安心

哺乳瓶

 哺乳瓶の主な素材はガラスとプラスチック。それぞれにメリットがあるので、使い分けるとよいでしょう。

ガラス

 ガラス製の哺乳瓶は傷が付きにくく、耐熱性も高いので煮沸など消毒作業にも耐えられるなど、衛生面で優れています。ガラスなのでミルクが冷めやすく、温度調整がしやすいのもメリットです。

 一方で、ある程度の重さがあり、割れる心配もあるので、外への持ち運びにはやや不向きです。

プラスチック

 プラスチック製は軽くて丈夫。お出かけにも安心して持っていくことができます。自分の手で持って飲んでくれる赤ちゃんなら、瓶が軽いので負担も減らせます。耐熱性と耐衝撃性の高い「PPSU」という素材や、ガラスのような透明感と劣化に強い「トライタン」という素材を使ったものもあります。

 一方、ガラスと比べると傷が付きやすく、傷に付いた汚れはとりにくいことも。電子レンジによる消毒ができないものもあります。

形状:広口タイプが主流に

 口が大きくとってある「広口タイプ」が主流になっています。赤ちゃんが泣いてあせっていたり、疲れていたりすると、哺乳瓶に入れようとした粉ミルクをこぼしてしまいがちなもの。広口タイプなら、水を入れるなどの調乳作業や洗浄などがしやすく、使い勝手に優れています。また、広口タイプは直径が大きいので、乳首もおっぱいに近い形状になっている点もポイントです。

 スリムタイプは持ちやすく、お出かけにも持って行きやすいのがメリットです。

哺乳瓶のサイズ|赤ちゃんの飲む量に合わせて用意

哺乳瓶

 多くのメーカーの哺乳瓶は、160ml程度と240ml程度の2サイズが用意されています。月齢によるミルクの量の目安は粉ミルクのパッケージに書かれていますが、個人差もあります。まず月齢の早い段階では小サイズから、飲む量が増えていくのに合わせて上のサイズに切り替えれていくのがセオリーです。

哺乳瓶の乳首(ニップル)|基本は月齢に合わせてサイズアップ

哺乳瓶

 乳首は各ブランドごとにSS、S、M、Lといったサイズがあります。サイズごとの月齢の目安は各商品に明記されているのでチェックしましょう。赤ちゃんによって個人差がありますので、目安はあくまで目安として、赤ちゃんの飲みやすさなどに合わせて切り替えていきましょう。ミルクの出る穴の形状を工夫することで、月齢によるサイズアップが不要になっている乳首もあります。

 乳首は形状やミルクの出方などでも様々な種類があります。母乳を補うためにミルクをあげる場合、あまりミルクが出やすい乳首だと、哺乳瓶に比べて飲みにくい母乳を赤ちゃんが嫌がってしまうので、出にくい乳首を使う──といったことも必要になります。よく分からない場合は、産婦人科の産後ケアなどで相談してみましょう。

哺乳瓶のブランドと商品|ピジョン

 日本のベビー用品メーカー「ピジョン」の哺乳瓶と哺乳瓶用乳首は、日本国内で圧倒的な市場シェアを持っています。

ピジョン 母乳実感 哺乳びん

ピジョン 母乳実感 哺乳びん

 最も広く使われている哺乳瓶がピジョンの「母乳実感 哺乳びん」です。一般のスーパーやドラッグストアなどで販売されていることも多く、帰省先や旅先などでも入手しやすい安心感もポイントです。

 使い勝手の良い広口タイプ。付属する「母乳実感」乳首は、赤ちゃんがおっぱいを飲む口の動きを60年にわたって研究して作られたもの。直接母乳を飲む時と同じ口の動きを再現でき、母乳との併用もスムーズだとしています。

 瓶は160mlと240mlの2サイズ。耐熱ガラス製とプラスチック製に加え、耐熱ガラスの表面にふわっとしたコーティングをプラスした商品もラインアップしています。コーティングモデルは手触りがよく、落として割った時でもガラスが飛び散りにくくなっています。

ガラス製

プラスチック製

Coating(ガラス製)

ピジョン スリムタイプ 哺乳びん

ピジョン スリムタイプ 哺乳びん

 ピジョンのスリムタイプの哺乳瓶です。転がりにくく、持ちやすい形になっています。付属の乳首は柔らかく、スムーズにミルクを飲めるように作られています。

 ガラス製は120ml、200ml、240mlの3種類、プラスチック製は200mlと240mlの2種類。

ガラス製

プラスチック製

ピジョン 桶谷式直接授乳訓練用 母乳相談室

ピジョン 桶谷式直接授乳訓練用 母乳相談室

 独特の形状の乳首が付属する哺乳瓶。母乳に移行するトレーニングのための哺乳びんで、乳首はSSサイズ(低流量タイプ)のみとなります。

 ピジョンは「桶谷式認定者の指導のもとでお使いください」と呼び掛けており、店頭では販売されていません。

哺乳瓶のブランドと商品|コンビ

 大手ベビー用品メーカーの「コンビ」は、「テテオ」(teteo)ブランドで哺乳瓶を販売しています。

コンビ テテオ 授乳のお手本 哺乳びん

コンビ テテオ 授乳のお手本 哺乳びん

 赤ちゃんの個人差に対応できるよう、ミルク流量を4段階に調節する機能を備えているのが特徴です。調節は瓶と乳首の間にある2つの調節リングを使い、哺乳瓶だけで行えます。乳首は、自然にくわえられる角度や形状など、赤ちゃんの口を考えて作られています。

 広口タイプで、160mlと240mlの2サイズ。それぞれガラス製とプラスチック製があります。

ガラス製

プラスチック製

コンビ テテオ 授乳のお手本 LiCO 哺乳びん

コンビ テテオ 授乳のお手本 LiCO 哺乳びん

 「授乳のお手本」シリーズの広口瓶と乳首はそのままに、流量調節機能を省いたシリーズです。160mlのガラス製と240mlのプラスチック製の2種類。

コンビ テテオ 哺乳びん

コンビ テテオ 哺乳びん

 スリムタイプの哺乳瓶です。乳首はSとMの2サイズあり、瓶に付属する乳首は3穴ですが、2穴も用意されています。ガラス製の100mlと200ml、プラスチック製の100mlと240mlの4種類。

哺乳瓶のブランドと商品|ビーンスターク

 「ビーンスターク」は、粉ミルクやベビーフードなどを販売する「雪印ビーンスターク」のブランド名。樹脂素材「トライタン」を採用した哺乳瓶をラインアップしています。

雪印ビーンスターク ビーンスターク哺乳びん 赤ちゃん思い 広口トライタンボトル

雪印ビーンスターク ビーンスターク哺乳びん 赤ちゃん思い 広口トライタンボトル

 「トライタン」というプラスチック素材を採用した哺乳瓶。軽くて弾力があり、割れにくい上にガラスのような透明感があり、劣化にも強いという特徴があります。おっぱいに近づけたデザインの乳首は、赤ちゃんの飲む力に合わせてミルク量が変わるクロスカットを採用しており、卒乳までサイズ変更が不要なのが特徴です。

 150mlと240mlの2サイズをラインアップしています。

雪印ビーンスターク ビーンスターク哺乳びん(ガラス)

雪印ビーンスターク ビーンスターク哺乳びん(ガラス)

 ガラス製のスリムタイプの哺乳瓶です。150mlと240mlの2種類。

哺乳瓶のブランドと商品|チュチュ(ChuChu)

 「チュチュ」(ChuChu)は衛生用品などを手がける日本のメーカー「ジェクス」のベビー用品ブランドです。

ChuChu(チュチュ) 広口タイプ 哺乳びん

ChuChu(チュチュ) 広口タイプ 哺乳びん

 広口タイプの哺乳瓶。乳首はおっぱいに似せた形状で、赤ちゃんの吸う力に合わせてミルクの出る量がコントロールできる「スーパークロスカット」を採用。新生児から卒乳までサイズアップが不要です。

 ガラス製とプラスチック(PPSU)製の2種類で、160mlと240mlの2サイズ。

ガラス製

プラスチック製

ChuChu(チュチュ) スリムタイプ 哺乳びん

ChuChu(チュチュ) スリムタイプ 哺乳びん

 スリムタイプの哺乳瓶。付属の乳首は、赤ちゃんの吸う力に応じてミルクの出る量がコントロールできるスーパークロスカットの採用で、サイズアップが不要です。ガラス製とプラスチック(PPSU)製の2種類で、150mlと240mlの2サイズ。

ガラス製

プラスチック製

哺乳瓶のブランドと商品|LEC

 日本の日用品メーカー「LEC」は、子どもに大人気のキャラクター「アンパンマン」の哺乳瓶を販売しています。

LEC 哺乳瓶 広口タイプ

LEC 哺乳瓶 広口タイプ

 アンパンマンがあしらわれた広口タイプの哺乳瓶です。おっぱいを参考にした乳首や、調乳時に熱から守るシリコンカバーなどが特徴。プラスチック製で、160mlと240mlの2種類。

哺乳瓶のブランドと商品|NUK(ヌーク)

 「NUK」(ヌーク)はドイツの哺乳瓶やおしゃぶりのトップブランドです。

NUK(ヌーク) ネイチャーセンス

NUK(ヌーク) ネイチャーセンス

 NUKの最新世代の広口タイプの哺乳瓶です。付属の乳首は独特な形状で赤ちゃんの口にフィットしやすく、ミルクが複数の穴から上あごに向かって出ることで唾液と混ざりやすくなり、お腹にやさしいとしています。

 ガラス製の120mlと240ml、プラスチック製の260mlの3種類。

NUK(ヌーク) プレミアムチョイス

NUK(ヌーク) プレミアムチョイス

 NUK独自の乳首が付属する広口タイプの哺乳瓶。乳首は上あごに当たる部分からミルクが出て、柔軟に形を変えるのが特徴です。ガラス製の120mlと240ml、プラスチック製の300mlをラインアップ。スリムタイプもあります。

哺乳瓶のブランドと商品|ドクターベッタ(Doctor Betta)

 アメリカの小児科医が考案した「ドクターベッタ」の哺乳瓶は、カーブのあるユニークな形状が特徴。母乳の授乳時と同じように、ミルクをあげるときも赤ちゃんの頭が起きた姿勢になるように考えられており、誤嚥(ごえん)や空気の飲み込みなどを防ぐとしています。ガラス瓶は1本1本、東京のガラス職人が手作りしているとのことです。

ドクターベッタ ブレイン 広口

ドクターベッタ ブレイン 広口

 独特のカーブが特徴のドクターベッタの哺乳瓶のうち、「ブレイン」乳首を採用した広口タイプの商品です。ブレイン乳首は、赤ちゃんの時から咀嚼(そしゃく)する(かむ)ことの大切さを考えて作られています。

 プラスチック製の240mlがラインアップされています。

ドクターベッタ ブレイン

ドクターベッタ ブレイン

 ドクターベッタのスリムタイプの哺乳瓶のうち、「ブレイン」乳首を採用している商品です。赤ちゃんの好みに対応できるよう2種類の乳首が用意されており、そのうち「ブレイン」は、おっぱいから母乳を飲むように力強い咀嚼(そしゃく)を促す乳首で、噛んで咀嚼しないとミルクが出てこない仕組みになっています。

 ガラス製の80ml〜280ml、プラスチック製の80ml〜320mlがラインアップされています。

ガラス製

プラスチック製

ドクターベッタ ジュエル

ドクターベッタ ジュエル

 ドクターベッタのスリムタイプの哺乳瓶のうち、「ジュエル」乳首を採用した商品です。ジュエル乳首は、赤ちゃんがミルクを飲むことを一番に考えたベーシックな乳首で、先端が少し柔らかめになっています。

 「ブレイン」シリーズと互換性があり、乳首とキャップとフードはどちらの瓶でも使えます。

哺乳瓶 最新人気ランキング

 ショッピングサイトではどんな哺乳瓶が人気なのでしょうか。以下のリンクからチェックしてみてください。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセスランキング
  1. ワークマンの「歩きやすいシューズ」3選 長時間歩くときに履きたい、“快適スニーカー”は要チェック
  2. 登る人と下る人はどちらが優先? 登山で押さえておくべき「暗黙のルール」3選【2024年4月】
  3. 【ワークマン】色違いで買った「何着も欲しくなる優秀ウェア」3選 毎日着たくなる快適ウェアは要チェック【前編】
  4. 今売れている「スマートウォッチ」トップ10&おすすめ TOP3は1万円以下のお手頃モデル【2024年5月版】
  5. ヘッドフォンのサウンドをパワフル&高音質に ヘッドフォンアンプおすすめ3選 ハイスペックモデル編【2024年5月版】
  6. ワークマンの“晴雨兼用折りたたみ傘”を使ってみた 収納袋がくっつくから、なくさない! カラー展開がかわいいワンタッチ傘
  7. 【付録】大人っぽい&キュートな「スヌーピー」の付録3選 スマホショルダーや折りたたみテーブルなど【2024年5月版】
  8. グランドセイコー「スプリングドライブ」のおすすめモデル4選 立体デザインの文字盤など個性的な見た目のモデルをピックアップ【2024年5月版】
  9. 【ワークマン】買って正解! “ガバッと開くリュック”は使い勝手抜群 丈夫&軽量だからアウトドアでも活躍
  10. 「登山でトレッキングポールは必要なの?」元アウトドア店員が解説 基本的な使い方も紹介