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「完全ワイヤレスイヤフォン」おすすめ3選 音響ブランドの製品からピックアップ【2020年秋最新版】

» 2020年10月19日 20時11分 公開
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 スマートフォンで音楽をよく聞くユーザーに欠かせないのが、イヤフォンやヘッドフォンです。中でも最近は「完全ワイヤレスイヤフォン」と呼ばれる製品を選ぶ人が増えています。

ヤマハ「TW-E7A」 ヤマハ「TW-E7A」

 “完全”なワイヤレスイヤフォンとは、イヤフォンとスマホがワイヤレス接続されるだけではなく、左右のイヤフォンも独立していてケーブルがないタイプのこと。ケーブルを何かに引っ掛けてしまってイヤフォンが外れる、ケーブルがバッグの中で絡まってしまう、といったわずらわしさがないのが特徴です。

完全ワイヤレスイヤフォン選び:Bluetoothをチェック

 ワイヤレスヘッドフォンは「Bluetooth(ブルートゥース)」という無線通信規格でスマホと接続します。この規格にはバージョンがあり、現在は「5」または「4.2」の製品がほとんどです。

完全ワイヤレスならケーブルを気にせずさまざまなスタイルで音楽を楽しめます(JBL「LIVE 300TWS」) 完全ワイヤレスならケーブルを気にせずさまざまなスタイルで音楽を楽しめます(JBL「LIVE 300TWS」)

 バージョンが高いほど速度やセキュリティ、接続状態の安定性などに違いがありますが、どちらでも最近のスマホなら対応機種として問題なく接続できるはずです。

 Bluetoothで音楽を扱う際は、コーデックと呼ばれる音声の圧縮方式もポイント。現在、もっとも標準的な方式は「SBC」というもので、すべてのBluetoothイヤフォン/ヘッドフォンが対応しています。さらに高音質な方式として「aptX」(主にAndroid)「AAC」(iPhoneなどのApple製品)などがあり、ゲームや動画向けに画面上の表示と音声のズレが小さい「apt-X LL」というコーデックもあります。音質に徹底的にこだわるのであれば、このあたりの仕様をチェックしておきましょう。

完全ワイヤレスイヤフォン選び:「カナル型」イヤフォンのメリット

 最近のイヤフォンは、ワイヤレス/有線にかかわらず「カナル型」と呼ばれる、外耳道、つまり耳の穴にギュッと挿入するタイプが主流です。このタイプは、密閉度・遮音性能が高いので、騒音の大きいような場所でも音楽鑑賞に没頭することができます。

イヤーピースは自分にあった大きさの物を(ソニーのトリプルコンフォートイヤーピースEP-TC50) イヤーピースは自分にあった大きさの物を(ソニーのトリプルコンフォートイヤーピースEP-TC50)

 一方、周囲の音が聞こえにくいため、声をかけられても気づきにくい場合などもあります。しかし、最近のモデルでは、周囲の環境音をマイクで拾い、イヤフォンのスピーカーから聞くことができるモデルも多くなっています。集中して音楽を聴くときにはこの機能をオフにできるので、さまざまなシーンに対応することができます。

 カナル型は耳から外れにくいのもポイントですが、自分の耳の穴のサイズに合うかどうかも気になります。たいていのモデルでは、2〜3種類程度のイヤーピースが付属していますので、自分に合ったサイズをチョイスすればいいはずです。別売りのものからピッタリサイズのものを選ぶのもいいでしょう。

完全ワイヤレスイヤフォン選び:自分のこだわりポイントを決めよう

 どんな製品を購入する場合でも、まずは価格が最大のポイント。完全ワイヤレスイヤフォンは、さまざまなメーカーから発売されており、数千円〜数万円と非常に価格帯が広くなっています。安価でも高品質の製品は多いので、まず自分のこだわりポイントを決めましょう。

Bose「QuietComfort Earbuds」 Bose「QuietComfort Earbuds」

 誰でも気になる音質以外では、バッテリー性能、充電時間、デザイン、ハンズフリー通話機能、ブランドといった点は、じっくり考慮すべきポイントと言えます。

 そのほか、独自の高音質化機能や、ノイズキャンセル機能、防水機能など、特色のある機能を備えた製品も続々と発売されています。製品の仕様をよくチェックして、利用シーンに合った機能を備えたイヤフォンを選んでいきましょう。

完全ワイヤレスイヤフォン選び:音響ブランドのおすすめモデルはこれ!

 今回は、メジャーな音響ブランドの製品から、比較的最近発売されたニューモデルをおすすめとしてピックアップしました。

ヤマハならではの“音・音楽のリアリティー表現” ヤマハ「TW-E7A」

 「TW-E7A」は日本の大手総合楽器メーカー、ヤマハの完全ワイヤレスイヤフォン。楽器演奏者にはおなじみのヤマハの音叉マークが輝いてます。またヤマハのバイクを愛するライダーに気になる一品かもしれません。曲線的なデザインは、ヤマハの楽器をモチーフにしているそうです。

ヤマハ「TW-E7A」 ヤマハ「TW-E7A」

 音量に応じて音のバランスを最適化し、耳への負担も抑える技術「リスニングケア」や、音楽に没入できる高精度ノイズキャンセリング機能を搭載。生活防水(IPX5相当)にも対応します。

 実売価格は2万4000円前後(税込、以下同)。カラーはブラック、ホワイトの2色があります。

大手スピーカーメーカーのお手軽モデル JBL「LIVE 300TWS」

 1946年設立の大手スピーカーメーカー「JBL」のお手軽モデルが「LIVE 300TWS」です。専用アプリからイコライザーによるサウンドのチューニングや、本体操作をカスタマイズできます。

JBL「LIVE 300TWS」 JBL「LIVE 300TWS」

 必要な時に瞬時に周囲の環境音を取り込める「アンビエントアウェア機能」、イヤフォンを外さずに会話できる「トークスルー機能」など日常生活に便利な機能を搭載しています。また、スマホからイヤフォンを探す機能もいざという時に便利です。

 メーカー直販サイトでの販売価格は1万6280円。カラーはブラック、ブルー、ホワイト、パープルの4色です。

パワフルなノイズキャンセリングを搭載

 「QuietComfort Earbuds(クワイエットコンフォート イヤーバズ)」は、スピーカー・音響機器の老舗ブランド「BOSE(ボーズ)」の完全ワイヤレスイヤフォンです。

Bose「QuietComfort Earbuds」 Bose「QuietComfort Earbuds」

 特許を取得したアクティブ/パッシブ両方のノイズキャンセリング技術を組み合わせ、高いノイズキャンセル性能を実現しています。可変ノイズキャンセリングも実装しており、周囲の音がまったく聞こえないほどのレベルから、最小限に抑えたレベルまで、ノイズキャンセルの度合いを自由に調節できます。

 直販価格は3万3000円。トリプルブラックとソープストーンの2色のカラーバリエーションを用意しています。

イヤフォン・ヘッドフォン 最新人気ランキング

 ショッピングサイトではどんなイヤフォンやヘッドフォンが人気なのでしょうか。以下のリンクからチェックしてみてください。

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