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» 2020年12月07日 20時32分 公開

「NAS(ネットワークHDD)」おすすめ3選 大量の写真や動画の保存に【2020年最新版】

家庭やオフィスにあるWi-Fiルーターにつなげることで、パソコンやスマートフォンからアクセスできる保存領域(ストレージ)を用意できるのが「NAS(ナス)」です。NASとは“Network Attached Storage”の略ですが、よりわかりやすく「ネットワークHDD(ハードディスク)」「ネットワークストレージ」などとも呼ばれます。

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 家庭やオフィスにあるWi-Fiルーターにつなげることで、ネットワーク上に保存領域(ストレージ)を用意できるのが「NAS(ナス)」です。同じネットワーク内にある複数のパソコンやスマートフォンからアクセスして、写真や動画ファイルなどを保存、バックアップできます。

NASの利用イメージ(バッファローのWebサイトより) NASの利用イメージ(バッファローのWebサイトより)

 NASとは“Network Attached Storage”の略ですが、より分かりやすく「ネットワークHDD(ハードディスク)」「ネットワークストレージ」などとも呼ばれます。

 外付けハードディスク(HDD)と違ってスマホでもデータへのアクセスがしやすいのが特徴です。またクラウドストレージと比べるとアクセス速度が速く、大容量でも使いやすい、あるいは柔軟に容量を増やしやすいこともメリットです。

NAS選び:ストレージ容量をチェック

 NASには大きく分けて、あらかじめHDDを搭載している完成品と、HDDを別途購入して装着する「NASキット」があります。今回は完成品のNASについて取り上げたいと思います。

保存容量は搭載HDDによります。画像はアイ・オー・データ機器「HDL2-AAX」シリーズのHDD 保存容量は搭載HDDによります。画像はアイ・オー・データ機器「HDL2-AAX」シリーズのHDD

 完成品のNASは購入時点でHDDがすでに内蔵されているため、初めて使う人でも導入が簡単というメリットがあります。一方、気にしなければいけないのは保存容量です。

 内蔵されているHDDにより、NASの最大保存容量は決まってきます。製品ラインアップにもよりますが、おおむね1〜8TBまでの容量となっている場合がほとんどでしょう。

 価格は、HDDが1基のみであれば1〜3TBまでは1万円台、4TBからは2万円台以上の価格設定をしている製品が多いので、あまり容量が必要ない場合は手頃な3TB以下、大量のデータを扱う場合や複数人で利用する場合は4TB以上の製品を購入しておくのが無難です。

NAS選び:NASのベイ構成をチェック

 NASには複数のHDDを搭載するモデルが存在します。2つのHDDを搭載する2ベイタイプ、4つのHDDを搭載する4ベイタイプなどが一般的です。

複数のHDDを内蔵する製品はデータのミラーリングなどが可能です。画像はバッファロー「LS220DG」シリーズ 複数のHDDを内蔵する製品はデータのミラーリングなどが可能です。画像はバッファロー「LS220DG」シリーズ

 製品の最大容量は搭載HDDの合計保存容量が表記されるため、2ベイタイプで最大容量が6TBの製品であれば、3TBのHDDを2つ搭載していることになります。

 複数のベイで構成されるNASの大きなメリットは、バックアップに便利な「RAID 1」設定が可能なことでしょう。これは“ミラーリング”とも呼ばれる構成で、別々のHDDに同じ情報を書き込むことによってデータを2重に保管し、片方のHDDが故障した場合でもデータの消失を防げます。

 ただし、同じ情報を書き込むためHDDを2つ利用しても1つ分のデータ量(6TBモデルなら3TBまで)しか保存できません。また内部のRAIDコントローラーが故障した場合はデータが読みだせなくなってしまう場合があるなど、複数ベイだから万全というわけではありません。

NAS選び:テレビなどからアクセスできる「DLNA」「DTCP」対応をチェック

 テレビにHDDを接続して番組を録画したり、Blu-ray DiscレコーダーにHDDを増設している方もいると思います。テレビやレコーダーによってはネットワーク機能も備え、NASへアクセスできる製品もあります。

テレビやレコーダーなどのネットワーク機器を利用している場合、「DLNA」や「DTCP(DTCP-IP)」への対応を確認しておきましょう。画像はアイ・オー・データ機器「HDL2-AAX」シリーズ(※有料のオプション対応) テレビやレコーダーなどのネットワーク機器を利用している場合、「DLNA」や「DTCP(DTCP-IP)」への対応を確認しておきましょう。画像はアイ・オー・データ機器「HDL2-AAX」シリーズ(※有料のオプション対応)

 その際にチェックしたいのが、「DLNA」や「DTCP(DTCP-IP)」という規格です。「DLNA」は、テレビやBDレコーダーなどの機器とのネットワーク上における相互接続を想定したガイドラインで、対応をうたう製品は互換性がある程度まで保証されます。

 「DTCP(DTCP-IP)」は著作権保護に関する機能で、これに対応することでテレビ・レコーダーなどに保存した番組のダビングなどが可能になります。

 どちらもネットワーク接続可能なテレビやレコーダーとの連携を想定したものです。テレビ用のHDDを将来的にネットワーク化するなら、DLNAまたはDTCP(DTCP-IP)対応製品を選ぶのがいいでしょう。

「NAS」のおすすめ製品はこれ

バッファロー 「リンクステーション LS210DN」シリーズ

 NAS製品を数多くリリースするバッファローの、シングルベイタイプの製品です。容量は2TB、3TB、4TB、6TBをラインアップしており、いずれもDLNA、DTCP-IPに対応します。

バッファロー 「リンクステーション LS210DN」 バッファロー 「リンクステーション LS210DN」

 専用アプリ「WebAccess」を使えば、自宅の外からでもNASの保存データへアクセスが可能です。また、外付けHDDを接続することで疑似的に最大保存容量を増やすこともできます。

 実売価格は2TBモデルが1万4000円前後、6TBモデルが3万5000円前後です。

アイ・オー・データ機器 「HDL-TA」シリーズ

 アイ・オー・データ機器「HDL-TA」シリーズは、初心者向けをうたうシングルベイ構成のNASです。容量ごとに1TB、2TB、3TB、4TBの計4モデルをラインアップしています。

アイ・オー・データ機器「HDL-TA」シリーズ アイ・オー・データ機器「HDL-TA」シリーズ

 パソコンからは専用アプリ「LAN DISKコネクト」、スマホからはQRコードを読み込むだけで設定可能と、扱いやすさがウリです。

 アプリ「Remote Link Files」を使ったインターネット経由のアクセスも行えます。実売価格は1TBモデルが1万3000円前後、4TBモデルが2万1000円前後です。

バッファロー 「リンクステーション LS220DG」

 バッファローの「リンクステーション LS220DG」は、2ベイタイプのNASで、先に紹介した「LS210DN」の上位モデルです。

バッファロー「リンクステーション LS220DG」 バッファロー「リンクステーション LS220DG」

 容量別に2TB、4TB、6TB、8TB、12TBの計5モデルをラインアップしており、2ベイならではの最大保存容量の多さが特徴です。

 複数のベイがあるため、RAID 1構成、RAID 0構成などにも対応。万一のHDD故障に備えられます。実売価格はシングルベイタイプよりも少々高価で、2TBモデルが2万円前後、12TBモデルが7万4000円前後です。

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