水道代を節約したい……。毎日のシャワーをもっと快適にしたい……。そんなときは「シャワーヘッド」を交換してみましょう。節水機能付きのシャワーヘッドを使えば、毎月の水道代を抑えることができます。
ここでは、シャワーヘッドの選び方とおすすめの製品を紹介します。最近は、塩素除去機能付きのモデルから、美容効果が期待できるものまでさまざまな種類があります。目的に合うシャワーヘッドを探しましょう。
節水仕様のシャワーヘッドを使えば、通常のシャワーヘッドと比べて約30〜50%ほどの節水効果が期待できます。節水仕様のシャワーヘッドは、シャワー穴が小さく数が少ないという特徴を持っています。シャワー穴が狭いので、節水しながらでも勢いのある水を出すことが可能です。
あわせて「止水機能」もチェックしておきましょう。体を洗うときに、蛇口の開け閉めが面倒で、ついお湯を流しっぱなしにしてしまうことってありますよね。止水機能付きなら、手元の止水ボタンを押すだけで止水と通水の切り替えが行えるため、お湯の流しっぱなしを防ぐことができます。
一般的なシャワーヘッドから出る気泡は、基本的にはミリサイズ以上です。美容目的で使用する場合は、通常よりも小さい「マイクロナノバブル」を生成できるシャワーヘッドがおすすめです。超微細な気泡であるマイクロナノバブルなら、毛穴やしわにたまったしつこい汚れにもアプローチできます。
水道水の残留塩素を減らしてくれる「塩素除去機能」付きのモデルもおすすめです。塩素を低減することで、肌や髪をダメージから守ります。活性炭やビタミンC、亜硫酸カルシウムなどを使ったカートリッジをセットし浄水する仕組みです。
シャワーヘッドの重さは、通常200〜300グラムです。基本的に機能性の高いシャワーヘッドほど、重くなりやすいので注意しましょう。
機能性よりも扱いやすさを優先するなら、150グラム以下のモデルがおすすめです。軽量モデルなら、子供や高齢者でも負担を感じずに使うことができるでしょう。また、肌が弱い人は、水流の強弱が切り替えられるモデルを探してみてください。
ヘッドの角度が調節できるか確認しておきましょう。角度調節ができれば、シャワーフックに掛けて使用できます。両手がフリーになるため、体が洗いやすくなるでしょう。
タカギの「キモチイイシャワピタT」は、約0.3ミリのシャワー穴からお湯が出るシャワーヘッドです。極細水流で、優しい肌あたりを実現しています。
節水仕様のシャワーヘッドで、最大31%の節湯が期待できます。止水ボタンが付いているので、手元でシャワーの通水・止水の操作が行えます。接続アダプターを使えば、簡単にシャワーヘッドを交換できます。販売価格は1434円(税込、以下同)です。
SANEIの「浄水シャワーヘッド カートリッジ2本付」は、塩素除去機能付きのシャワーヘッドです。肌荒れや髪のダメージの原因になる水道水中の塩素を、カートリッジに使用されている亜硫酸カルシウムで除去します。
従来型のシャワーと比べて、約45%の節水効果が期待できます。シャワー穴の数を減らすことで、節水率を上げています。日本アトピー協会推薦品に認定されている製品です。販売価格は2600円前後です。
水生活製作所の「除塩素シャワー JOWERシルク」は、残留塩素を除去できるシャワーヘッド。繊維状活性炭とヤシガラ活性炭によって、塩素を取り除きながら同時に臭いや汚れを除去します。
約0.4ミリのシルクのような優しい水流で、汚れを洗い流すことができます。約20%の節湯効果も期待できます。色はホワイト、ブルー、ピンク、グリーンの4色から選べます。販売価格は6600円です。
アラミックの「節水シャワープロ・プレミアム」は、独自の精密散水版によって高い節水効果を実現したシャワーヘッドです。手元のレバーを動かせば、ハード水流とソフト水流を選択できます。
ハード水流では約50%、ソフト水流では最大70%の節水効果が期待できます。水道代を抑えたいならピッタリの製品です。止水ボタンが付いており、手元でシャワーをストップさせることができます。ステンレスコーティングを施しているため、さびや傷、汚れが付きにくくなっています。販売価格は6100円前後です。
田中金属製作所の「ボリーナ プリート」は、「ウルトラファインバブル」を生成できるシャワーヘッドです。0.1マイクロの超微細な気泡で、皮膚や頭皮の毛穴にたまった汚れを洗い流します。
亜硫酸カルシウムを使った浄水カートリッジによって、残留塩素を減らし肌に優しいシャワーを実現。さらに、約50%の節水効果も期待できます。メーカー希望小売価格は1万6500円です。
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