夏本番の本格的な暑さ。エアコンがなければ室内は大変な暑さになってしまいますが、エアコンが取り付けられない部屋だったり、今からエアコンを注文しても設置工事がかなり先だったり……といった事情がある方もいるのではないでしょうか。エアコンがあっても「料理を作っている時にキッチンを涼しくしたい」「使いたい時に使える、ちょっとした冷風が欲しい」といったニーズもあるでしょう。
ここでは、「今すぐ涼しくなりたい!」という方に、工事不要ですぐに使える冷房器具を紹介します。ぜひ参考にしてください。
「スポットクーラー」は、工事不要でさまざまな場所に設置できる冷房家電。一般のエアコンと同様に「熱交換」方式によって冷風を送り出す仕組みですが、底面にキャスターが付いているものが多く、部屋を移動して利用することもできます。一般のエアコンを設置できない部屋で使ったり、キッチンでの料理中や風呂上がりに使ったり──と、手軽に冷風を得られます。
スポットクーラーのメリットとデメリット、選び方、おすすめ機種は以下の記事を参考にしてください。
「窓用エアコン」は、住宅の窓に設置して使えるエアコンです。取り付けは自分で行え、業者による工事は基本的に不要です。壁に穴を開けられなかったり、室外機を置くスペースがなかったりする家でも手軽に設置して冷房できます。夏が終われば取り外してしまっておくこともできます。
窓用エアコンのメリットやデメリット、選び方、おすすめ機種は以下の記事を参考にしてください。
シンプルな機構で最も手軽に使える「扇風機」。きめ細かな風量調整ができる「DCモーター」搭載機種や、机やテーブルの上に置いて使える「卓上扇風機」「デスクファン」など、大きさや形状、価格もさまざまな製品が登場しています。
扇風機の選び方やおすすめ機種は以下の記事を参考にしてください。
「サーキュレーター(空気循環器)」は、エアコンやクーラーを効率的に使うための送風機です。羽根を回転させて風を起こすのは扇風機と同じですが、扇風機の広がりのある風と異なり、直線的な風が特徴です。室内に適切に配置すれば、部屋全体にエアコンの冷気を行き渡らせ、効率のよい冷房ができます。
風量の強弱調整機能付きのものなら、扇風機のように使うことも可能です。冬の暖房や衣類乾燥にも利用でき、通年で活躍してくれます。
サーキュレーターの選び方やおすすめ機種は以下の記事を参考にしてください。
暑い日に屋外で活動する際に便利なのが「ハンディファン」。携帯しやすい大きさ、重さで、うちわや扇子のように仰ぐ必要がなく、どこでも気軽に風を得られるのがメリットです。
手軽な乾電池式と、繰り返し充電できる内蔵バッテリー式から選べるほか、風量調整機構やミスト機能など、さまざまな機能を搭載するモデルもあります。
ハンディファンの選び方やおすすめ機種は以下の記事を参考にしてください。
主に手持ちで使うハンディファンに対し、「首掛け扇風機」は首に掛けて首元や顔周辺に送風するもの。ハンズフリーになるので、手を使う作業中や移歩いて移動する時などに便利です。
ネックストライプ型とヘッドフォン型があり、電源は乾電池式と内蔵バッテリー式があります。
首掛け扇風機の選び方やおすすめ機種は以下の記事を参考にしてください。
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