「ミックススパイス」は、バーベキューをする際に欠かせないアイテムになりつつあります。メディアでも取り上げられる機会が増え、普段の調理にも使用する方も多いのではないでしょうか。
ここ数年は食品メーカーだけでなく、飲食店でも独自のブレンドをしたスパイスを販売するなど、ミックススパイスは注目を集めています。今回はシーンを選ばずどんな料理にも合う万能なミックススパイスを紹介します。
現在市場に出ているミックススパイスは数多くあり、商品によって使用されているスパイスの種類はさまざまです。
ハーブを主流としたスパイスは臭いの強い肉や魚などと相性が良く、かんきつ系の果物などが主流のスパイスは淡白な白身魚や野菜などと相性が良いとされています。
ミックススパイスの中には漢方薬に使われているようなクローブやシナモンにナツメグなどを使用した身体に優しいものや、オーガニック原料を使用したスパイスが販売されています。
保存料や香料を無添加で仕上げた健康志向なスパイスは、男性だけでなく女性からの支持も高く、需要も高くなってきています。
ミックススパイスの中には日本ならではのだし文化を取り入れたミックススパイスが存在します。だしの旨味をスパイスで楽しむことができるのは日本ならでは出ないでしょか。
かつお節や昆布などのだしをふんだんに使用したミックススパイスは、炊き込みご飯や炒め物を作る際にも重宝される優れものです。
「アウトドアスパイス ほりにし」は20種類以上のスパイスや調味料をブレンドした万能スパイス。塩やしょうゆをベースにした和風テイストのスパイスの中には風味豊かなガーリックの香りが特徴です。
フランス料理に用いられるミルポア(香味野菜を焦げ目をつけずに炒めたもの)のパウダーが、素材のうまみをより一層引き出します。長年の歳月をかけ研究し、作り出されたオールインワンスパイスは、特にステーキなどの豪快な料理には相性抜群です。実売価格は100gで842円です(税込、以下同)。
「マキシマム」はミックススパイス界の中でも圧倒的な知名度を誇る宮崎発祥の万能スパイスです。宮崎県北諸県郡で和牛を加工、流通、販売する中村食肉が製造。料理系YouTuberも好んで使い、アウトドアにもぴったりです。
肉を知り尽くしている中村食肉ならではのオリジナルスパイスは、しょうゆ粉末がブレンドされており、スープや炒飯、ドレッシングに至るまであらゆる料理に合う最強のスパイスです。実売価格は140gで682円です。
「黒瀬のスパイス」は、1950年創業の鶏肉専門店かしわ屋くろせ(福岡県北九州市)が販売するスパイスです。「鶏肉がおいしくなる調味料を作ろう」をコンセプトにして作られたこのミックススパイスは、しょうゆと15種類以上の材料が使われています。
程よい辛さに加え、しっかりとしょうゆの香りが特徴であらゆるものをおいしく仕上げてくれます。キャンパーからの評価が高いだけでなく、普段の調理でも重宝するミックススパイスです。実売価格は110gで600円です。
「ステーキスパイス」は佐賀県唐津市にある1882年創業のしょうゆメーカーが製造するスパイスです。商品名にステーキと記載されているが肉料理との相性はもちろん、スープやパスタやサラダなどの様々な料理のアクセントに最適です。
香辛料のバランスがちょうどよく何にでもパラパラとかけたくなります。「野菜が苦手だけどこのスパイスをかけたら美味しく食べられる」といった声も見受けられます。こちらのミックススパイスの実売価格は100gで494円です。
「極上スパイス 喜」は「お肉が喜ぶ、素材が喜ぶ、食べた人が喜ぶ」がコンセプトのミックススパイスです。粉末しょうゆに塩・胡椒・ガーリック・パプリカ・レッドオニオンなど、15種類の材料をブレンドしたコク深い味わいが特徴です。
テレビや雑誌などのメディアで特集が組まれ、お取り寄せグルメとして取り上げられるなど、リピーターも続出してきています。料理にかけるスパイスですがそのおいしさのあまり、そのままなめて食べる方も。Amazonでの販売価格は80gで634円です。
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