Bluetoothの普及により、音楽はワイヤレスで聴くのが主流になってきています。カーオーディオにおいては、「FMトランスミッター」を用いてスマートフォンの音楽を楽しむ方も増えてきています。
FMトランスミッターとスマホの接続はBluetoothタイプと有線タイプがあります。また音楽を再生する以外のさまざまな機能がついたものがあります。そこで今回は、シンプルで使いやすく、初めて購入する方にもおすすめのFMトランスミッターを5つ紹介します。
FMトランスミッターとは、車のFMラジオにiPhoneやオーディオプレーヤーの音楽を流せるオーディオ用アクセサリーです。
車にFMラジオが付いていれば比較的低コストで音楽を聴くことができます。FMトランスミッターの多くは、シガーソケットを電源として使用するものが主流です。Bluetooth機能がない車で音楽を聴きたいというときは重宝するアイテムです。
有線接続式のFMトランスミッターは、イヤホンジャックからミニプラグケーブルで接続するものが一般的です。無線タイプよりも音質が良いため、音質を重視する方におすすめのタイプです。
無線接続式のFMトランスミッターは、Bluetoothを用いて接続するタイプです。車内のどこにいてもオーディオ機器を操作できることや、ケーブルを使わないため、見た目がスッキリしていることなどから人気を集めています。
FMトランスミッターを使用する際、気を付けなければいけないことは、再生機器のバッテリー消費です。FMトランスミッターの中には、USBポートを搭載した外部USB機器への充電が可能なものもあります。充電用のポートを複数備えたモデルや、急速充電が可能なタイプもあります。
また、FMトランスミッターの中にはマイク機能が搭載されているモデルがあります。運転中でも、ハンズフリーで通話に対応することができます。着信番号を読み上げる機能を搭載したモデルなども販売されています。
※ハンズフリー通話は、注意力が散漫になりやすいため、通話しながらの運転は十分に注意が必要です。
ジャパンアベニューの「FMトランスミッター JA996」は日本のカーエレクトロニクスブランドから販売されているFMトランスミッターです。有線・無線ともに対応しており、急速充電ができるUSBポートを3つ搭載し、ハンズフリー通話も可能な高性能FMトランスミッターです。
メディアや雑誌などでも多数取り上げられるなど、FMトランスミッターの中でも絶大な支持を得ています。Amazonでの販売価格は3480円(税込、以下同)です。
エレコムの「LAT-FMBT02BK」は日本のコンピューター周辺機器メーカーから販売されているFMトランスミッターです。シンプルなデザインでボタンも少ないため、初めての方にも使いやすいのが特徴です。
機能面にも優れており、エンジンを切っても最後に使用した周波数を記憶するラストメモリ機能や、充電時には接続した機器を自動的に見分けて、最適な出力で最速充電をしてくれる「おまかせ充電」機能がついています。Amazonでの販売価格は1864円です。
JVCケンウッドの「CAX-BT10」は日本の電機メーカーから販売されているFMトランスミッターです。メタリックでスタイリッシュなデザインは高級感があります。
従来のFMトランスミッターでは、もの足りなかった低音域を補う重低音ブースト機能を搭載しているため、より重厚感のあるサウンドが楽しめます。また、急速充電が行えるUSBポートも搭載しています。楽天では4000円前後で販売されています。
カシムラの「KD-187」は日本の携帯電話用品やカー用品、海外旅行用品などを製造・販売しているメーカーから販売されているFMトランスミッターです。
BluetoothだけでなくmicroSD、USBメモリ、スマホなどでmp3形式の音源に対応しており、国内メーカー品の中でも、音質に定評があります。
音質は6種類から切り替えが可能で、曲名や時間などのディスプレイ表示、アルバム飛ばしなどの機能が充実しています。Amazonでの販売価格は3073円です。
オーディオテクニカの「AT-FMR5BT」は日本の音響・映像機器メーカーから販売されているFMトランスミッターです。スマートフォンに触れず、ワイヤレス操作が行える高品質のFMトランスミッターでもあります。
選曲・音量を調整できるダイヤルに加え、高速充電可能なUSBポートが2つ搭載されています。高級感あふれるスタイリッシュなデザインとともに、音響メーカーとしての確かな品質で音楽を楽しむことができます。Amazonでの販売価格は3638円です。
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