スマートフォンやパソコン、タブレット、スマート家電など、家庭内で使用するWi-Fi機器は増加する一方です。
さらに在宅勤務によるリモートワークやオンライン授業・リモート学習も普及し、家庭内のWi-Fi環境は大混雑している状況。もし、要となるWi-Fiルーターが数年前の機種なら、より高速な「Wi-Fi 6(ワイファイシックス)」対応モデルへの買い替え時と言えるでしょう。
今回はWi-Fi 6対応ルーターの中でも、広い間取りの家などで活躍してくれる、パワフルモデルのおすすめ製品をご紹介します。
Wi-Fiルーターのパワフルモデルとリーズナブルなエントリーモデルの違いはいくつかありますが、使い勝手の上では、Wi-Fiの電波を離れた場所の機器に届けられるか、複数のスマホ・パソコンで同時接続しても快適に通信できるのかという点に差があります。
複数の部屋がある集合住宅や、広い一軒家では、Wi-Fiの電波を遠くに届けられるハイパワーモデルが有利です。またメッシュWi-Fiという、Wi-Fiを網の目(メッシュ)のように張り巡らせる仕組みも、ハイパワーモデルではサポートされる場合が多いです。
エレコムの「WRC-X6000XS-G」はWi-Fi 6対応のハイエンドモデル。クアッドコアプロセッサーの搭載をはじめ、IPv6対応、高性能アンテナの採用などで、複数台の端末の同時接続でも高速で安定した通信を実現します。
10Gbpsのネットワーク回線などのメリットを生かす10G対応インターネットポートを搭載。4K/8K動画ストリーミングやネットゲームなど快適に利用できます。
離れ家とも接続できる専用モード「中継器離れ家モード」も搭載。法的に屋外経由が認められた帯域のみを利用し、ルーターと中継器の間の電波を中継できます。
アイ・オー・データ機器が6月に発売したハイパワーモデル。上下・左右・奥行360度方向に電波がムラなく放出されるよう設計、ハイパワー通信を全方向に対して行うことができます。設置するときに方向を調整する必要がないので、設置場所の選択肢が広がります。
アンテナに日本航空電子工業株式会社(JAE)製のアンテナ「WaveConnect」を搭載。小型アンテナでありながら、高い放射効率を実現します。インターネット接続(WAN)ポートは2.5GbEに対応します。
「WXR-5700AX7S」はバッファローのハイパフォーマンスモデル。「3軸回転外付けダイポールアンテナ」を搭載。特定方向へ電波を強化できる独自のアンテナ設計で、80MHz/160MHzそれぞれのパフォーマンスを同時に最大化します。
WAN側には10Gbps対応ポートを搭載、動画ストリーミングやネットゲームなど、大容量ネットサービスを快適に楽しめます。縦置きはもちろん、壁に取り付けることもできます。壁掛けにする場合には、壁掛け用ネジ(2本)を別途購入する必要があります。
「WX5400HP」は、NEC「Aterm」シリーズの2022年モデル。6ストリームのパワフルモデルです。メッシュ機能に対応しており、メッシュ親機としての使用はもちろん、メッシュ中継機としての使用も可能です。
メッシュ中継機能によって、親機と中継機が互いにつながりあって1つの大きなネットワークを形成。親機だけでは電波が届きにくい場所や、壁などがあって電波が弱まる場所までWi-Fiエリアを拡大し、家中を安定した電波でカバーできます。外から遠隔操作でWi-Fi接続を確認できる「ホームネットワークリンク」にも対応しています。
「RT-AX86U」は、台湾ASUSのデュアルバンドゲーミングルーター。ASUS Routerアプリのモバイルゲームモードで、スマートフォンやタブレットでの快適なオンラインゲームが可能です。
複数のASUS Wi-Fiルーターを繋ぎ合わせて家庭内の隅々までWi-Fiネットワークを構築できる「AiMesh」にも対応しています。特定の通信を優先して転送したり、通信帯域を確保できる「アダプティブQoS」などの機能も備えています。
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