睡眠管理が優秀な「スマートウォッチ・バンド」3選　5000円からの高コスパモデルをピックアップ【2023年12月版】（1/2 ページ）

» 2023年12月20日 14時17分公開

[井上晃，Fav-Log]

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　睡眠の管理に使うモデルは、長時間身につけることになります。そのため。高額で大きめのスマートウォッチより、安価なスマートウォッチ・バンドの方が気兼ねなく使え、バッテリー持ちも長くて快適に感じることもあります。

Xiaomi Smart Band 8（出典：Amazon）

　この記事では、コストパフォーマンスを重視しつつ、睡眠管理に使いやすいコンパクトなスマートウォッチ・バンドを紹介します。

井上晃

スマートフォンやスマートウォッチ、タブレットを軸に、ICT機器やガジェット類、ITサービス、クリエイティブツールなどを取材。Webメディアや雑誌に、速報やレビュー、コラムなどを寄稿する。Twitter：＠kira_e_noway

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1万円台の「HUAWEI WATCH FIT Special Edition」

　「HUAWEI WATCH FIT Special Edition」は、ファーウェイ・ジャパンが8月に発売した「HUAWEI WATCH FIT」シリーズの上位モデルです。

　価格は1万4080円（税込、以下同）と、スマートバンドとしてはハイエンドといえる製品ですが、スマートウォッチに近いモデルと捉えれば、非常に手頃な価格帯に収まっています。

　ディスプレイは、1.64インチの有機ELと大きめ。一方で、ベルトを含まないケースのみの重さは約21gと軽量です。GPSにも対応しているので、ワークアウトの測定にも利用できます。バッテリー持ちは通常使用で約9日間です。

HUAWEI WATCH FIT Special Edition

　睡眠を記録する機能はしっかりと備わっており、昼寝などの仮眠も検出可能です。起床時には、デバイスの画面でも睡眠状態の簡易レポートを確認できます。なお、搭載するアルゴリズムは、前世代から約10％精度が上がった「HUAWEI TruSleep 3.0」で、誤認識率が約40％減少したとされています。

　ちなみに、こういった類のデバイスの画面が、もし就寝時の寝返りなどをきっかけに光ってしまうと、睡眠の妨げになってしまいます。しかし「スリープモード」をオンにすれば、通知や画面点灯などを制御できます。ただ、それを毎回手動で操作するのも億劫なものです。安価なスマートバンドでは、こうした自動設定機能があるとは限りませんので、できればチェックしておくとよいでしょう。

　このHUAWEI WATCH FIT Special Editionに関しては、あらかじめ「スリープモード」に切り替わる時間を設定しておけば、自動でモードが切り替わります。

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5000円ほどで買える「Redmi Watch 3 Active」

　一方、とにかく価格重視で選びたい人には、シャオミが7月に発売した「Redmi Watch 3 Active」がおすすめ。同製品は、1.83インチのディスプレイを備えたスマートウォッチでありながら、実売価格は5000円前後とお手頃です。

Redmi Watch 3 Active

　主な機能は、心拍数センサーによる血中酸素レベルと、心拍数の継続的なモニタリング、100種類以上のワークアウト計測などをサポートしています。バッテリー持ちについても、最大約12日間の連続使用が可能なので、スマートウォッチの基本的な機能が使えれば良いという人ならば、コストパフォーマンスは高く感じるはずです。

　睡眠管理については、血中酸素レベルと心拍数を継続的にモニタリングしつつ、睡眠時間と睡眠状態を記録できます。また、測定したデータに基づき睡眠の改善を提案する機能も備えています。

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