フリマアプリ「メルカリ」では、さまざまなものが商品として取り引きされています。そのため、驚くような出品物を見つけることがあります。
今回は、「びわの葉」を紹介します。なぜメルカリで取り引きされているのか、また出品する際の注意点なども解説します。
フリマアプリ・ネットオークションの専門家。2004年、夫が子育てのために会社を辞めたのをきっかけにヤフオク!(当時はヤフー!オークション)を始める。経験を積みながら独自のノウハウを構築。2014年にフリマアプリをスタート。NHK「あさイチ」をはじめとした多数の情報番組に出演し、経験に基づいた実践型のフリマアプリやオークションの魅力を伝えている。また節約や時短が大好きで、安くて便利なアイテムに興味あり。よく利用するのはダイソー。
メルカリで「びわの葉」が取り引きされていると聞いて、驚く人もいると思います。なぜ「びわの葉」が売れるのかというと、実は用途がいくつかあります。
1つは、「びわ茶」を作るためです。びわ茶は市販されているので、スーパーなどでも手軽に買うことができます。そのため、自分で作りたいユーザーが購入しているようです。他には、入浴剤や湿布などとしても使うケースがあるようです。さらに染め物に使う場合もあります。
実は楽天市場などのオンラインショップでも、びわの葉は売られています。人それぞれ使用方法は異なると思いますが、健康管理を目的に購入する人が多いようです。
「びわの葉」をメルカリで売る際は、いくつか注意点があります。まず、現物が手元にあることを証明しなければなりません。出品時は「びわの葉」の写真が1枚は必要になります。メルカリでは「出品者の手元にない商品の出品」は禁止されており、予約商品として販売するのもNGです。
出品する際、商品説明を記載するところに「こんな効果があります」などと効果・効用を書いてしまうと、医薬品医療機器等法に触れる可能性があるので、効果などには触れないようにしましょう。
また、1枚2枚などの少数では売れにくいのが実情です。30〜40枚をまとめて出品する必要があります。出品する「びわの葉」は破れや穴などがなく、葉の色が濃い方が高く売れる傾向があります。メルカリで売れている「びわの葉」を調べてみると、100枚で3000円前後で取り引きされているものもあります。
「びわの葉」が売れたら購入者に送ることになりますが、できるだけ送料を抑えたいところです。葉自体は薄いので、重ねることで「ネコポス」や「ゆうパケット」などで送ることができます。
できれば箱を使用した方がよいでしょう。箱なら、つぶれたり折れたりする心配が少ないからです。
ちなみに「ゆうパケットポスト」を使えば、郵便ポストへ投函できるので発送が楽になります。専用箱はローソンや郵便局(1枚65円)、セリア(2枚で110円)などで購入可能です。
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