Exchange 2000徹底解剖
Exchange 2000 Conferencing Serverが描く次世代コラボレーションの全貌

 OutlookもInternet Explorerも,多くのユーザーにとってなじみのあるアプリケーションといってよいだろう。会議を予約したり参加したりする操作は,いたって簡単である。あらたまってユーザーを教育する必要はほとんどないと思われるが,念のため,クライアントからどのように会議を予約し,参加するかを説明しておく。

 まず,Outlookから会議を招集する電子メールを送信する。Fig.3-22は,会議主催者である「Takeshima」から,ユーザー「Yoshida」と「Kumagai」を会議参加メンバーとして招集しようとしているところである。ここでは,データ会議とビデオ会議を同時に開催できる会議リソースアカウントとして「conf-Sales」を[リソース]に指定し,会議リソースも予約する。

Fig.3-22 会議を招集する電子メールの送信(図版をクリックすると拡大可能)
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 Fig.3-23は,ユーザー「Yoshida」が会議の招集メールを受け取った画面である。[承諾],[仮承諾],[拒否]という3つのメニューと,カンファレンシングサーバーに接続するためのURLが表示されている。ユーザー「Yoshida」が会議への参加を承諾すると,ユーザー「Yoshida」の予定表には,自動的に会議予定が追加される。

Fig.3-23 会議の招集に対する承諾(図版をクリックすると拡大可能)
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 Fig.3-19は,会議が開始される通知である。この通知は,会議の時間になると自動的に表示される。ここで[会議に参加]ボタンを押すと,カンファレンシングサーバーにHTTP経由で接続し,会議に参加することができる。

Fig.3-24 会議開始の通知(図版をクリックすると拡大可能)
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 すると,会議の主催者と,招集メールに承諾した人が会議に参加し,Fig.3-7のように会議参加者全員の顔が画面に表示され,お互いの顔を見,声を聞きながら,アプリケーションやホワイトボードを共有して会議を進めることができるようになる。

 なお,会議中のデータは,UDP(User Datagram Protocol)をベースにしたRTP(Real-time Transport Protocol)というプロトコルでマルチキャスト通信されている。

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