resolv.confは,DNSサーバのIPアドレスを指定する設定ファイルだ(ドメインネームシステムサーバはホスト名をIPアドレスに変換してくれる)。ファイル内は次のように記述されており,ホストマシンが名前解決のためにDNSを参照する際,このファイルを解釈することになる。
# cat /etc/resolv.conf domainexmple.jp nameserver 127.0.0.1 nameserver 210.134.79.12 |
たとえば,このホストマシンのシェル上から「telnet hogehoge.zdnet.co.jp」などと指定した場合,「システム設定ファイルを知ろう〜/etc/hosts〜」Tipsで解説したようにhosts.confで定義している順番から名前解決を行い始める。そして,bindで定義されるDNS参照に移ると,resolv.conf内の設定によってネームサーバを参照する。
上記の設定では,nameserverが2行書かれているが,まず最初に「127.0.0.1」,つまり自らのホストで稼動中のネームサーバを参照し,それでも解決できない場合には外部の「210.134.79.12」へ問い合わせを行うようになる。
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