GRUBが参照するファイルは、標準で/boot/grub/ディレクトリ下である。このため、「/」と「/boot/」のパーティションがいっしょでなければ、「GRUB(MBR)が破損してブートができない」Tipsなどで紹介する次の指定では、メニュー(menu.lst)が読み込まれず下画像のようにGRUBプロンプトで待機してしまう。
# grub-install /dev/hda ※ 以下、例1の構成であればこの指定で問題はない |
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Red Hat LinuxやTurbolinuxの標準インストール設定では、/bootディレクトリを1つのパーティションに分けるよう設定されるため、次のオプション指定は必須だろう。
例2のように分かれている場合には、「--root-directory=/」オプションを付加させよう。
# grub-install --root-directory=/ /dev/hda |
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