Windowsのアイコンデータは,ファイルの関連付けと密接に結びついている。「この種類のファイルであればこのアイコン」というように決められているのだ。しかし,アイコン表示はあくまでも標準設定であって,自分で自由に変更することも可能だ。
通常であれば,アイコン変更をしようとした場合,該当するプログラム(データ)からアイコンデータを参照するため選択肢が少ない。そんな時は,Windowsに標準で含まれているアイコンデータを覗いてみるとよいだろう。
Windowsに最初から付属しているアイコンデータファイルは次の通りである。
Windows\System\shell32.dll
Windows\System\pifmgr.dll
Windows\Moricons.dll
Windows\Program.exe
また,上記以外にも拡張子が.icoになっているアイコンファイルもある。エクスプローラで検索してみるとよいだろう。アイコンの変更方法も紹介しておこう。
変更をしたいアイコン上で右クリックをして「プロパティ(R)」を選択する
「ショートカット」タグから「アイコンの変更(C)」ボタンをクリックしよう
使用されているアイコンデータを含むファイルが表示される。ここでは,shell32.dllであることが分かるだろう。変更したいアイコンを選択して「OK」をクリックする。前述したようなほかのアイコンファイルを見たい場合は,「参照(B)」をクリックしてファイルを指定しよう
アイコンが変更された状態
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