Internet Explorerを利用していると,標準設定の場合に「編集」アイコンメニューを選択すると「Microsoft FrontPage Editor」や「メモ帳」が,「表示(V)」→「ソース(C)」を選択すると「メモ帳」が起動するだろう。
前者の「編集」メニューで表示するHTMLエディタを変更するのは簡単だ。「ツール(T)」→「インターネットオプション(O)」を表示させて,「プログラム」タグをクリックしよう。「HTMLエディタ(H)」のプルダウンメニューを選択する。ここに表示されたソフトから,自分が利用したいものを選択して「OK」をクリックすればよい。
しかし,利用したいエディタが表示されていない場合はレジストリを変更することで追加することは可能であるが,ソフト自体がきちんとインストールされていない可能性があるため,通常は選択肢の中から選ぶようにしよう。
次に後者の「表示(V)」→「ソース(C)」で利用される表示は,上記の方法でも変更されない。これを変更するためには,「メモ帳トラッパー」や「DummyPad」などのオンラインソフトを利用するのがおすすめだ。
メモ帳以外を指定する仕組みを簡単に説明しておこう。「ソース(C)」の表示には,Windowsディレクトリ内にあるメモ帳の実行ファイルを直接実行するようになっている。そこで,これらのソフトではダミーのメモ帳に該当するファイルを作成し,自分が利用したいエディタへリンク(引数を渡す)することで,メモ帳以外のエディタでソース表示を実現させているのだ。このため,Windowsだけでツールを使わずに実現するのは難しい。

「ファイル(F)」の「編集(D)」で利用するHTMLエディタは,「インターネットオプション」の「プログラム」タグから「HTMLエディタ(H)」のプルダウンから変更することが可能だ
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