仮想メモリをできるだけ使わないようにしたい

　Windows98/Meでは，ハードディスク内にスワップファイル（仮想メモリ）を作成することで，大きなメモリを必要とする作業も実行可能にしている。しかし，まだ物理メモリに余裕がある時でも，仮想メモリを使ってしまうのだ。これは，無意味なハードディスクアクセスを招き，作業効率をダウンさせる原因にもなっている。そこで，System.iniに以下の記述を追加して，物理メモリの空き領域が少なくなったときにだけ，仮想メモリを使うように設定しよう。

スタートメニューから「ファイル名を指定して実行」を開き，「system.ini」と入力してOKをクリックする

[386Enh]セクションの末尾に ConservativeSwapfileUsage=1 という記述を追加して保存する。末尾には必ず改行を入れること。これで再起動すると，設定が有効になる