最近のメーカー製パソコンだけでなく,ACPI(Advanced Configuration and Power Interface)に対応しているマザーボードを利用しているなら,パソコン本体の電源ボタンを押すだけで安全にWindowsを終了させることができる。メーカー製パソコンの中にはデフォルトでこの設定となっていることもある。自作パソコンでも設定を変更すれば利用可能だ。なお,Windows98の場合,あらかじめ「/pj」のオプションスイッチをつけてインストールしないと,ACPI対応になっていない。このときはレジストリエディタで「HKEY_LOCAL_MACHINE \Software \Microsoft \Windows \CurrentVersion \Detect」に「ACPIOption」というキーを作成して,値を「1」にしよう。このあと「新しいハードウェアの追加」ウィザードで,ハードウェアの検出を行えば,ACPI対応になる。
コントロールパネルから「電源の管理」を起動して,「詳細設定」タブの「電源ボタン」の「コンピュータの電源ボタンを押したとき」の設定を「電源オフ」にしてOKをクリックする。これで電源ボタンを押すことで安全にWindowsを終了できる
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