44種類のOSに対応したサーバ監視ソフト、HDE Center 4.5自動復旧やパッチ配布にも対応

» 2008年03月07日 00時00分 公開
[西村賢,@IT]

 HDEは3月7日、Webブラウザを使ってサーバを集中管理できる監視ソフトウェアの最新版「HDE Center 4.5」を3月26日に発売すると発表した。代理店経由で販売する。価格は税込みで基本パック(3ノード)が40万3200円、追加1ノードのライセンス価格が12万7680円。

 対応する管理対象のサーバは44種類。具体的には、Red Hat Enterprise Linux 5 Server、同AS/ES、Red Hat Linux、Turbolinux Server、SUSE Enterprise Linux Server 9、Miracle Linux、Fedora Core 4、CentOS、Sun Linux 5.0の各バージョン。Windows系ではWindows XP/2000/2003が対象となるほか、SolarisのSPARC版や、Linuxサーバではx86向け64ビット版に対応する。

 監視対象のサーバにエージェントをインストールする方式のため、障害発生時には障害を検知するだけでなく、事前に指定した任意のスクリプトをエージェントで自動実行できる。障害発生時にサービスの再起動などを実行させることで、障害の自動復旧も可能。またセキュリティパッチ配布オプションも備える。

 SNMPではなくHTTPベースで監視を行うため、Webブラウザを使った分かりやすいインターフェイスでの監視ができるほか、複数拠点に配備されたサーバをインターネット経由で集中監視する用途に向くという。

 新バージョンではOSの対応数を増やしたほか、レポート機能を強化。年間/月間レポートだけだったものを、週間レポートの生成まで可能とした。

HDE Center 4.5の管理画面(画面は開発中のもの)

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