ITセレクト powered by 発注ナビ

クラウド対応「在庫管理システム」の基礎知識と選び方 おすすめ製品5選

author
ITセレクト編集部

更新

SHARE
X
Facebook
LINE
はてなブックマーク

在庫管理業務の「デジタル化」は、昨今の企業の成長に不可欠な要素となってきています。適切かつ無駄なく在庫を管理し、それをリアルタイムに把握でき、そしてそれらのデータへいつでもどこからでもどのメンバーもアクセスできる。これを実現するIT製品が「在庫管理システム」です。

この記事では主に個人事業主から中小規模企業に向け、企業の導入例が増えているクラウド型の在庫管理システムで得られる効果、導入方法、おすすめ製品を紹介していきます。あなたの会社とビジネスに適する在庫管理システムを見つけるための一助となれば幸いです。

「自社に合う製品が分からない」

「時間をかけず効率的にサービスを検討したい」

\そんなときはITセレクトの相談専門スタッフが、ニーズに合った製品をご紹介します/

今すぐ相談する

在庫管理システムの基礎知識

在庫管理システムは、商品や資産などの在庫アイテムを追跡、管理、監視するためのシステムです。以下から在庫管理システムの主な機能とメリットを簡単に解説していきます。

●在庫トラッキング

在庫管理システムは、商品や資産の在庫をリアルタイムで追跡します。これにより、例えばどのアイテムがどの場所にあるか、在庫数はいくつかといった情報を正確に把握できます。

●発注と受注管理

在庫管理システムは、在庫の発注と受注プロセスを効率化します。例えば、在庫が一定のレベルに達したら「自動的に発注する」といった自動化の仕組みを構築できます。受注データの入力と管理も支援し、受注から在庫への更新もリアルタイムで行えます。

●在庫評価

在庫管理システムを利用すると、在庫アイテムの「価値」も正確に評価できるようになります。これには、FIFO(先入れ先出法)、LIFO(後入れ先出法)、加重平均などの在庫評価方法を用います。正確な在庫評価は財務情報としても有益となります。

●需要予測

「データ」を用いて需要傾向を分析することで、「将来の需要予測」も立てられます。これにより、在庫の適切な調整と発注が可能になり、過剰在庫や在庫不足の課題を解消できます。

●リードタイム管理

リードタイムは発注の受注から商品が利用可能になるまでの時間のことです。在庫管理システムはこのリードタイムを追跡し、発注と在庫レベルの調整のための情報として蓄積します。これにより、在庫の適切な配置などの決断、判断が容易になります。

●データ分析とレポート

在庫管理システムは、在庫データからリアルタイムおよび過去のトレンドを分析し、データに基づいた意思決定を支援してくれます。カスタマイズ可能なレポートとダッシュボードを提供し、在庫のパフォーマンスと効率性を評価できます。

以上、「正確なデータ」を用いる在庫管理システム機能を活用することで、コスト削減、正確性、効率性、顧客満足度の向上といった多くの成果をもたらします。適切な在庫管理システムを選択し、ビジネスプロセスに統合することは、競争力を維持する上で不可欠といえます。

オンプレミス型 vs. クラウド型 クラウド型在庫管理システムのメリットとは

クラウド型在庫管理システムは、オンプレミス型や自社開発型と比較していくつかのメリットがあります。中でも3つ、主要メリットを挙げます

柔軟性と拡張性

クラウド型システムは、柔軟性と拡張性に優れることが大きな特徴です。システムはクラウド上のサーバへ構築され、自社でサーバや周辺機器の調達と購入、保有、管理が不要です。ビジネス成長や業務の変化があっても、必要な分だけそのリソースをスケールアップ/ダウンできます。

コスト効率

クラウド型システムは、従来型システムと比べて全体コストを低く抑えやすいこともメリットに挙がります。まず、前述した初期費のハードウェア購入費、設置スペースなどのほか、サーバの定期メンテナンス費、セキュリティ対策、システム管理者のコストなど、自社でまかなうコストの多くを低減できます。

導入が容易であることで導入プロジェクト開発期間を短縮できれば、「成果」として上がる時期も早くなることが期待できます。

アクセスの容易性、柔軟な作業環境

クラウド型在庫管理システムは、インターネット環境と端末があれば場所や時間を問わずに利用できるよう柔軟に構築できます。このことは、ユーザーの利便性と効率化に大きく寄与します。ユーザーが適切にシステムを使いこなすことで、システムははじめて「効果・成果」を出せます。「使いやすい」は主観評価で、数値化や要件化は難しいかもしれませんが、例えば「現場・工場内で使いやすいか」「スマホを使えない人もいる」「モバイル活動する業務でも適応できるか」といったように、“自社にとって使いやすいか”の観点を探っていくとよい指標が見つかることでしょう。

おすすめのクラウド対応在庫管理システム5選

ここではお勧めのクラウド対応型在庫管理システムについて5製品を紹介します。

ZAICO

特徴 ZAICOは、PCやスマートフォンで使えるシンプルなクラウド在庫管理システムです。インターネット経由で同期すれば最新の同じデータに複数人でアクセスできます。クラウド会計システムの「freee」へ仕入と納品をデータ連携できます。31日間の無料トライアルがあり、料金はミニマムで3980円/月、ライトで9800円/月、フルで3万9800円/月となっています。
ベンダーのWebサイト https://www.zaico.co.jp/

 

クラウド在庫管理システムGEN

特徴 GENはクラウド型ERPシステムです。商社、メーカー、アパレル、化粧品/食品メーカー、ITサービス、工場、クリエイティブ向けの7つのパッケージから選択できるSaaS型のシステムです。無料トライアルも用意されており、初期費用が30万円から、月額ライセンスが1サイトにつき2万3500円から、1ユーザーあたりが月額3500円からとなっています。
ベンダーのWebサイト https://www.gen-square.com/hanbai/

 

らくらく在庫

特徴 らくらく在庫は楽天市場やYahoo!ショッピング、Amazonなどに出店しているネットショップの在庫を自動で更新したり連動できるほか、ネットショップ間の在庫連動も可能なクラウド型の在庫管理システムです。30日間の無料トライアルが用意されており、料金プランは月額3000円からとなっています。
ベンダーのWebサイト https://zaiko.greenwich.co.jp/

 

楽楽販売

特徴 楽楽販売は、Excelやメールで管理しているあらゆる社内業務をシステム化することができるクラウド型の販売管理システムです。料金は初期費用として15万円が必要なほか、月額7万円からとなっています。無料トライアルも用意されています。
ベンダーのWebサイト https://www.rakurakuhanbai.jp/

 

ロジクラ

特徴 ロジクラはスマートフォンで利用できる在庫管理システムです。入荷や出荷の操作をスマートフォンで記録できるため、出荷指示担当者が倉庫担当者にオーダーを指示することも可能です。無料トライアルも用意されているほか、料金は月額1万2800円からとなっています。
ベンダーのWebサイト https://logikura.jp/

 

【個人事業主~中小規模企業向け】クラウド在庫管理システム選定に向けたチェックポイント

ここでは、主に個人事業主から中小規模企業に向け、クラウド在庫管理システムの選定に向けたチェックポイントを紹介します。

  • 自社の勤務形態に適しているか
  • 導入後のカスタマイズは可能か
  • サポート体制は整っているか
  • 無料トライアル期間があるか

自社の勤務形態に適しているか、機能は十分か

システムが自社の業務形態に合致しているか。ITシステムの導入はここが最も重要です。まず、自社のビジネスフロー、需要、課題、得たい成果などを再確認し、検討開始前に導入プロジェクトの「要件」として、時間をかけてでも、ある程度しっかりと定めることをお勧めします。

この要件を軸に、機能の有無や使い勝手、カスタマイズが必要なことなどを見定めていきます。「やりたいこと」が明確ならば、製品やベンダーもそれに応えやすく、製品の選定や絞り込みがスムーズに進むことでしょう。

導入後のカスタマイズは可能か

システムがカスタマイズ可能であることは重要です。ビジネスの成長や変化に対応するために、システムを自社のニーズに合わせて調整できるかが重要です。項目の最適化やレポート機能、ワークフローなどを調整できるかどうかを確認しましょう。

サポート体制は整っているか

サポート体制が充実しているかを確認しましょう。問題や疑問が発生した場合、適切なサポートが提供されるか、サポートオプションが利用可能かを確認すべきです。電話、メール、チャットなどが提供されるかも検討した方がよい項目です。

無料トライアル期間があるか

製品に「無料トライアル」が用意されているどうかを確認しましょう。無料トライアルを利用することで、実際にシステムを操作し、自社のニーズに適合するかどうかを試用し、確かめることができます。

「得たい成果は何か」を明確に 自社に最適な在庫管理システムがきっとみつかります

クラウド型在庫管理システムは、自社の要件やビジネスニーズに合った適切な製品を選ぶことで、自社の在庫管理プロセスを効率化し、効率性と生産性の向上とともに、ビジネス成長につなぐ成果を得ていくことができます。

「自社に合うIT製品・サービスが分からない」「時間をかけずに効率的にサービスを検討したい」というご担当者様は、ITセレクトまでお問い合わせください。適切なIT製品・サービスのご紹介や各種資料をご提供します。

(執筆:合同会社伝心)

専門スタッフへ相談

会社名必須
お名前必須
部署名必須
日中つながる電話番号必須
メールアドレス必須
ご質問・ご要望等任意

専門スタッフへのご要望を記載ください(例:2ヶ月後までに勤怠管理システムを導入したい 等)

ご確認事項

  • ご登録いただいた情報は、発注ナビ株式会社(以下「発注ナビ」といいます)が取得いたします。
  • 案件の詳細をお伺いするため、発注ナビよりご連絡差し上げる場合があります。

お申込みには、発注ナビ株式会社の「利用規約」「個人情報の取り扱い」及び発注ナビからのメール受信への同意が必要です。

【2026年版】在庫管理システムおすすめ51選を比較|機能・業種別の失敗しない選び方、導入メリットと注意点

在庫管理システムとは、企業が保有する商品や資材の在庫状況を適切に管理するためのシステムです。入出庫情報を記録・集計するだけでなく、余剰在庫や欠品を生み出さないための数々の機能を搭載します。商社やEC、工場など、さまざまな種類の商品や資材を抱える業態には欠かせないシステムですが、利用することでどのようなメリットとデメリットが生まれるのでしょうか。 この記事では在庫管理システムの目的と主な機能、メリット・デメリットを確認し、早期の課題解決・対策と成果創出が期待できる在庫管理システムのおすすめ製品(51製品 2026年1月時点)をご紹介します。 機能で比較「在庫管理システム」おすすめ製品一覧 無料で […]

thumbnail

    無料で使える在庫管理システム10選|2026年最新の選び方とExcel比較

    製造、物流、販売、eコマース業などを中心に「在庫」を正確かつ効率的に管理し、効率化するIT製品「在庫管理システム」を導入し、成果を上げる企業が増えています。その一方で「コストがかかるので……」「どう選べばよいのか分からない」などで、従来の方法に課題があるのは分かっていつつも脱却できない状況にある企業も多くあります。 本記事では、そんな企業に向け、まずは「無料」で始められる在庫管理とともに、クラウド型/SaaS型在庫管理システムの利点や選び方のポイントを詳しく紹介していきます。最初はコストをかけずに、在庫の管理と最適化を実現できる方法を検討してみてはいかがでしょうか。 この記事のポイント無料の在 […]

    thumbnail

      棚カードで始める在庫管理の基本と運用ポイント|限界サインと次の一手も解説

      棚カード(棚札)は、商品や部品の在庫を「その場で」「誰でも」確認できる、低コストな在庫管理の基本ツールです。小規模な倉庫や現場では、紙とペンだけで始められる手軽さが強みになります。しかし、製品・商品、扱う在庫数の規模が大きくなるにつれて、手作業や目検の体制だけでは困難や限界を感じるようになります。 この記事では、棚カード運用でつまずきやすい「棚番号(ロケーション)」の考え方、記入項目の絞り方、基本フローを整理した上で、手書き運用が限界に近づいたときのサインと対策を解説します。さらに、確実性向上と効率化に向けた対策方法を、クラウド型「在庫管理システム」のおすすめ製品とともに紹介します。 無料でI […]

      thumbnail

        ピッキングミスの対策|現場を変える仕組みと改善のヒント

        ピッキングミスは、物流現場や倉庫で誰もが頭を悩ませる課題の1つです。ヒューマンエラーや環境、システムの問題など、ミスが生まれる背景は複数あります。 この記事では、よくあるピッキングミスの種類や原因を整理しながら、現場ですぐに実践できる具体的な対策を解説します。作業マニュアルの見直しや棚・リストの工夫、教育体制の充実、さらにデジタルツールやシステム導入まで、無理なく始められる改善策を丁寧に紹介します。 無料でIT製品選びをお手伝いします おすすめ在庫管理システム製品の 資料を一括ダウンロード 製品探しを依頼する ピッキングミスが起こる理由ピッキングミスの種類と具体例現場で始められるピッキングミス […]

        thumbnail

          フリーロケーションによる在庫管理とは? 倉庫運用を効率化するポイント

          倉庫運用の効率化やスペース活用に悩んでいませんか? フリーロケーション在庫管理は、空きスペースを有効活用しながら、柔軟な商品配置ができる新しい管理スタイル。商品ごとに固定棚を持たず、入庫時に空いている場所を活用することで、保管効率や作業負担の軽減につながります。本記事では、フリーロケーションの基本からメリット・デメリット、導入のポイントまで、倉庫現場の改善に役立つ情報をわかりやすく紹介します。 無料でIT製品選びをお手伝いします おすすめ在庫管理システム製品の資料を一括ダウンロード 製品探しを依頼する フリーロケーションとは?フリーロケーションによる在庫管理のメリットフリーロケーション在庫管理 […]

          thumbnail

            カテゴリー関連記事

            関連記事をもっと見る

            この記事と同じカテゴリーの製品

            L-DX
            Creative Vision.NET
            販売管理システム『攻商人』
            成長する管理システム

            製品をもっと見る