ITセレクト powered by 発注ナビ

【2025年9月版】「年末調整システム」ユーザー満足度ランキング TOP5|口コミ評価もチェック

author
ITセレクト編集部
/発注ナビ株式会社

更新

SHARE
X
Facebook
LINE
はてなブックマーク

2025年9月版「年末調整システム」ユーザー満足度ランキング

企業にとって年末調整業務は、従業員全員に関わる重要な業務である一方で、大量の紙の申告書や複雑な計算、頻繁な法令改正への対応など、人事労務部門に大きな負担を強いる季節業務の代表格です。特にリモートワークの普及により紙でのやり取りが困難になるなどで「デジタル化のニーズ」が急速に高まっています。

こうした課題を解決し、業務の効率化と法令順守を両立させるのが年末調整システムです。

本記事では、実際にシステムを導入・利用しているユーザーの評価に基づき、ユーザー評価・満足度の高い年末調整システム・製品をランキング形式でご紹介。併せて、実際にツールを導入・活用しているユーザーの評価を参考に、導入を成功させるためのポイントについても解説します。ツールの特徴を理解し、自社のビジネスを加速させるツール選定の一助としてください。

※本ランキングと製品満足度はのデータを利用しています

機能比較で探す!「年末調整システム」おすすめ製品一覧

年末調整とは?

年末調整とは、企業が毎月の給与から源泉徴収している所得税の合計額と、本来従業員が支払うべき年間の所得税額を比較し、その差額を精算する手続きのことを指します。これらのデータ化、および工程をデジタル化し効率よく、確実に進めていけるようにするためのツールが年末調整システムです。

納税額の正しい計算

年末調整は、年間の給与が確定した時点で従業員の各種控除(生命保険料、地震保険料、扶養親族など)を考慮に入れ、正しい年間の所得税額を再計算します。これにより、従業員の所得税の過不足を調整し、徴収しすぎた分は還付、不足分は追加徴収されます。

企業の法的義務

所得税法に基づき、給与を支払う企業(源泉徴収義務者)は、原則として全従業員に対して年末調整を実施することが義務付けられています。正確かつ期限内に手続きを完了させることは、コンプライアンス上の重要事項です。

 

詳細はこの1ページで解決!「年末調整システム」の主な機能、メリット・デメリット、製品選定のポイントを分かりやすく解説

受発注システムの主な機能とメリット・注意点、製品選びのポイント

こちらもぜひ一緒に!年末調整Webシステム徹底解説|2025年版のおすすめSaaS型製品比較と選び方

「年末調整システム」製品満足度ランキング【2025年9月版】

※本ランキングと製品満足度はのデータを利用しています。2025年9月時点

ジンジャー年調収集オプション

logo
  • 年調収集のやり取りがWeb上で完結
  • 従業員ポータル画面から回答が可能
  • 人事データベースを元に従業員回答画面を自動作成

製品詳細を見る

詳細と利用者の口コミを見る労務管理クラウド「ジンジャー」シリーズのオプション機能で、従業員からの申告情報や控除証明書データをWebで収集・一元管理する機能を実装。ペーパーレス化と入力負荷削減を実現し、人事担当者の確認工数を大幅な短縮が見込める。

年末調整申告支援サービス 年調ヘルパー

担当部門と申告者双方の「年末調整」の負担を大幅に軽減し、毎年のお悩みを解消。
従来とは比較にならない「ゆとり」が手に入ります。

■カンタンに導入でき、すぐ誰にでも使いこなせます。
項目ひとつひとつをわかりやすく入力できる画面で、誰でも迷わず利用できます。
そのため、特に従業員教育も必要なく、すぐに導入・利用開始が可能です。

■年末調整に要する業務時間を大幅に削減できます。
申告書の配布や回収の業務が不要。従業員も、いつ・どこからでも提出できます。
一人一人の生産性が上がることで会社全体の生産性もアップします。

■ミスを抑制することができ、作業の正確性を実現できます。
自動計算や前年情報の複写で、計算や入力のミスを防ぐことができます。
申告時点で発生しがちなトラブルを防止して正確性を大幅に高めることができます。

年末調整はたった3つのカンタン・ステップですべて完了します。
(1) 申告者である従業員は、「年調ヘルパー」の画面にしたがってひとつひとつ入力していくだけ!
(2) 各種申告書の申告内容を確認。必要に応じてPDF出力が可能です。
(3) 集まった申告書の情報は、CSVで一括出力が可能です。年末調整担当者は、お使いの給与計算ソフトへ取り込んで年末調整計算を行うことができます。

導入のメリット
・紙の配布がゼロに!
 年末調整申告書を仕分けし、配布する作業が必要なくなります。
・自動計算でミス防止へ
 保険料控除額の自動計算と前年データの複写機能でミスを最小限に抑えることが可能になります。
・手渡し作業不要
 Web提出のため手渡しがいらず、外出がちの従業員からも簡単に回収できます。
・問い合わせ大幅減
 ガイドやヘルプ機能の充実で、従業員が疑問を持たずに作業を進められます。
・スムーズなチェックと差戻し
 変更点がすぐわかるため、チェックがカンタン。差戻しの連絡も即座に行えます。
・税務調査にもスマートに対応
 税務調査等の際にも、申告書のファイルをすぐに印刷し提出できます。
・給与システムへすぐ連携
 申告書ファイルの出力ができるため、給与システムへの手入力の手間はいりません。
・提出者の管理は不要
 提出状況を自動的に記録。別のアプリ等で管理する必要はありません。

製品詳細を見る

詳細と利用者の口コミを見る従業員がWeb上で簡単に申告書を作成・提出できるクラウドサービス。質問形式で迷いなく入力できるUIを軸に、過去データの自動連携などの機能とともに企業の年末調整業務を支援する。

オフィスステーション年末調整

オフィスステーション年末調整

株式会社エフアンドエム

4.2

40

オフィスステーション年末調整でできること

<担当者側>
税制改正に伴う変更点に自動対応
最新の所得税制に従い、控除額まで自動で計算。クラウドだからシステムのアップデートは自動で完了。税制改正の変更点に対応し、常に最新の状態でシステムをご利用いただけます。

お使いの給与システムはそのままに
「オフィスステーション」で収集した年末調整の情報は、さまざまな給与システムへAPI・CSVで連携が可能です。申告書を見ながら手入力するという面倒な作業は不要。業務効率化に大きく貢献します。

<従業員側>
スマホから申告書を提出できる
PCのほか、タブレット、スマホ端末にマルチ対応しているため、空いた時間を活用して申告書の提出ができます。

従業員の作業は最短3分、税務知識がなくても回答できる
オフィスステーション 年末調整なら従業員は「はい」「いいえ」で回答するだけ。各種情報を入力すれば自動で控除額を算出します。住宅借入金等特別控除申告書のような難易度の高い入力もシステムのサポートがあるので安心です。

■いつでも好きな機能を拡張
労務・給与明細・有休管理・勤怠管理の各機能を追加可能
「オフィスステーション」は人事・労務管理のさまざまな業務に対応する機能を備えています。
「オフィスステーション 年末調整」を導入した後でも、「労務」「給与明細」「有休管理」「勤怠管理」といったシステムを必要なときにいつでも追加することができます。1つずつ段階的に導入することも、まとめて導入することも可能です。

■セキュリティは金融機関並みの堅牢性
高いセキュリティ&24時間365日の監視体制で安心・安全
金融機関並みのセキュリティで大切な情報を守ります。導入をご検討いただくにあたって、自社独自のセキュリティチェックがある場合は確認リストをご提示ください。導入企業専用に各項目の対応状況レポートを作成いたします。

■安心の導入サポート体制
サポートデスクには社会保険労務士の試験合格者や実務経験者が在籍。豊富なサポート実績により、お電話によるサポートでご質問や課題を親切丁寧に解決いたします。

製品詳細を見る

詳細と利用者の口コミを見るクラウド型労務管理システム「オフィスステーション」シリーズの一部で、年末調整のPC・スマートフォンから申告・提出、行政への電子申請に対応。社会保険労務士などの専門家にも利用されているという機能性も強み。

(4) Mominoki

Mominoki

ラクラス株式会社

4.5

1

年末調整クラウド + BPOサービス 「Mominoki (樅)」

「Mominoki」は、クラウドとBPOサービスを組み合わせることで、従業員に代わって保険と住宅控除に関する証明書類を読み取ります。そして人事部に代わって、証明書類の収集と確認を代行します。
画像認識AIなどのテクノロジーの利用により、広範なサービス範囲、正確な読み取り精度、そして使いやすい価格を実現していることも、「Mominoki」の特徴です。

■証明書を読み取り、申告データを納品します
「Mominoki」の最大の特長は、運営会社ラクラスが従業員に代わって保険料や住宅ローンの控除証明書類を正確に読み取って申告データを作成する「読取代行サービス」です。
従業員の作業は、証明書の原本を返信用封筒に入れてラクラスに送付するだけ。記載事項を読み取って入力したり、スマホで証明書を撮影したりする作業は不要です。
作成した申告データは、確認のために従業員にメールで送られます。ラクラスは、従業員の確認が完了した申告データを人事部に納品します。人事部にも従業員にも安心なサービスです。

■証明書の原本確認という法令上の要件を満たしています
「Mominoki」は、従業員が提出した保険や住宅ローンに関する証明書の原本を読み取ります。
スマホで撮影した画像データ等を利用しない理由は、原本を確認することが法令上の要件であるからです。所得税法は、年末調整を行う企業に対し、保険料や住宅ローンに関する証明書類の原本を確認することを求めています。

■読取精度100%を目指します
「Mominoki」はAIやOCRと人間の目視を最適なバランスで組み合わせることで、読取精度100%の実現を目指しています。オフショアやニアショアの廉価な人件費を用いた人海戦術によるサービスとは異なり、最新のテクノロジーを活用したサービスです。

ラクラスに到着した書類は、全量を表裏ともスキャンされ電子化されます。以降の作業はすべて、AI、OCR、そして「Mominoki」の画面上の画像ファイルとして処理されます。画像認識AIが書類形式を判定し、その判定を人間が目視で確認・修正。その後OCRで記載情報を読み取り、その結果を人間の目視で確定しています。

■紙の申告書の配布・回収も代行します
「Mominoki」は、従業員がスマホで申告できるクラウドサービスを提供しています。
同時に「Mominoki」は、クラウド化しても人事部に残ってしまう業務を代行するBPOサービスを提供しています。
「人事部に代わって、従業員から証明書類を収集」「国税庁フォーマットでの申告書に、従業員と扶養親族の情報を印刷」「紙の申告書や返信用封筒を、従業員の自宅に送付する作業を代行」など、人事部に業務を残さないためのさまざまなオプションサービスを提供します。

製品詳細を見る

詳細と利用者の口コミを見る企業の規模や業種を問わず利用できる年末調整クラウドシステム。従業員はスマートフォンやPCから簡単に入力・提出でき、管理者側は進捗管理やデータチェックの負担軽減を実現できる。

(5) freee人事労務

logo
  • シンプルな画面設計で 誰でもカンタンに操作が可能
  • 勤怠管理から給与計算、帳簿管理まで サービス1つで従業員を一元管理
  • 面倒なシフト作成・管理が おどろくほどラクになる

製品詳細を見る

詳細と利用者の口コミを見る給与計算や勤怠管理と連携した統合型クラウド人事労務シリーズで、年末調整機能も搭載。シリーズ間でのデータ連携、複雑な計算の自動化など、従業員側/管理側ともに操作負担を最小限に抑える機能性が強み。

このほかにもおすすめの製品があります。搭載機能や特徴、評価/口コミ数などで絞り込み/並べかえができる「おすすめ年末調整システム一覧&検索&比較コーナー」をぜひお試しください。またITセレクトでは、IT製品・サービス選定に詳しい専門スタッフに聞ける「ITセレクトのコンシェルジュ相談サービス(無料)」も用意しています。こちらもぜひご活用ください!

 

併せてチェック!勤怠管理システム59製品をタイプ別に徹底比較|ぴったりな製品の無料診断付きでチェック

年末調整システム導入のメリット

年末調整システムを導入することで、人事労務部門の負担軽減だけでなく、企業全体のコンプライアンス強化にもつながるメリットが期待できます。

  • 紙の削減とコストダウン
  • 従業員の入力負荷軽減
  • 法令改正への確実な対応

紙の削減とコストダウン

従業員からの申告書や控除証明書を電子データとして収集・管理することで、紙の印刷・配布・回収にかかる時間とコストが削減されます。また、保管スペースの確保やファイリング作業も不要になります。

従業員の入力負荷軽減

システムが用意した質問に答える形式で申告が進められるため、従業員が複雑な法令や申告書の書き方に迷うことがなくなります。過去のデータ自動連携機能などにより、従業員側の入力時間も大幅に短縮されます。

法令改正への確実な対応

税制や社会保険に関する法令改正は頻繁に行われますが、クラウド型のシステムであれば自動でアップデートが行われます。これにより、人事担当者が都度、法令を確認し、手作業で計算ロジックを変更する手間とリスクを解消できます。

成功へつなぐ年末調整システム選定のチェックリスト

年末調整システムを選ぶ際は、単に申告書を作成できるだけでなく、業務全体を効率化し、長期的な法令対応に耐えうる機能を持つかを確認することが重要です。

  • 申告書データの収集機能
  • 他システムとの連携性
  • セキュリティと電子申告への対応

申告書データの収集機能

従業員が容易に利用できるインターフェース(PC/スマートフォン対応)を持ち、控除証明書などの必要書類を画像アップロードなどで電子的に収集できる機能があるかを確認しましょう。

他システムとの連携性

給与計算システムや人事情報データベースとシームレスに連携できるかを確認します。データ連携が手動の場合、転記ミスや二重入力のリスクが残るため、API連携などによる自動化が不可欠です。

セキュリティと電子申告への対応

マイナンバーなど機密性の高い情報を扱うため、セキュリティ対策(アクセス制限、暗号化など)が万全であることを確認します。さらに、税務署への「電子申告」に標準で対応しているかどうかも重要な選定基準となります。

 

おすすめSaaS導入前に考慮しておくべき3つの基本ポイント SaaS導入前に考慮しておくべき3つのポイント

 

年末調整システム人気ランキングのまとめと今後のチェックポイント

年末調整システムは、労働環境が変化し、法令遵守がより厳格になる現代において、人事労務部門の業務を支える基盤システムとなりつつあります。

本記事でご紹介したユーザー満足度ランキングは、多くの実務担当者によって高く評価された製品群であり、システム選定の有力な指標となるでしょう。

今後は、AIによる申告内容の自動チェックやマイナポータル連携による控除証明書データの自動取得機能のような機能/精度向上も進んでいくとみられます。最新技術を取り入れ、従業員の利便性と管理側の負担軽減を両立できる拡張性の高いシステムを選ぶことが、今後のチェックポイントとなります。

もし「自社に合うIT製品・サービスが分からない」「どう探せばよいのか分からない」とお困りでしたら、あるいは「おすすめ製品・ベンダーを紹介してほしい」「詳しい人に相談したい」のような希望がありましたら、適切なIT製品・サービス選定に詳しいIT専門スタッフに聞ける・相談できるITセレクトのコンシェルジュ相談サービスを用意しています。ぜひご利用ください。(無料です!)

無料でIT製品選びをお手伝いします

ITセレクトはビジネスマッチングサービスの発注ナビと連携し、

IT製品探しのご相談・ご紹介を無料で行うコンシェルジュサービスを提供しています。

▼早速コンシェルジュ相談を申し込む

専門スタッフへ相談

会社名必須
お名前必須
部署名必須
日中つながる電話番号必須
メールアドレス必須
ご質問・ご要望等任意

専門スタッフへのご要望を記載ください(例:2ヶ月後までに勤怠管理システムを導入したい 等)

ご確認事項

  • ご登録いただいた情報は、発注ナビ株式会社(以下「発注ナビ」といいます)が取得いたします。
  • 案件の詳細をお伺いするため、発注ナビよりご連絡差し上げる場合があります。

お申込みには、発注ナビ株式会社の「利用規約」「個人情報の取り扱い」及び発注ナビからのメール受信への同意が必要です。

【2025年9月版】「年末調整システム」ユーザー満足度ランキング TOP5|口コミ評価もチェック

企業にとって年末調整業務は、従業員全員に関わる重要な業務である一方で、大量の紙の申告書や複雑な計算、頻繁な法令改正への対応など、人事労務部門に大きな負担を強いる季節業務の代表格です。特にリモートワークの普及により紙でのやり取りが困難になるなどで「デジタル化のニーズ」が急速に高まっています。 こうした課題を解決し、業務の効率化と法令順守を両立させるのが年末調整システムです。 本記事では、実際にシステムを導入・利用しているユーザーの評価に基づき、ユーザー評価・満足度の高い年末調整システム・製品をランキング形式でご紹介。併せて、実際にツールを導入・活用しているユーザーの評価を参考に、導入を成功させる […]

thumbnail

    年末調整システムとは? 機能と選び方のポイントを徹底解説|おすすめ製品3選

    年末調整のシーズンが近づくと、労務担当者は膨大な書類作業に追われがちです。しかし、効率的な年末調整システムを導入することでその負担を大幅に軽減できます。年末調整とは、年間を通じて源泉徴収された所得税額を正確に計算し、過不足を清算するための手続きで、非常に多くの手間がかかる作業です。在職中の全従業員から申告書を収集し、それを基にデータ入力、計算、チェックを行う必要があり、ヒューマンエラーが発生しやすい作業でもあります。 本記事では、年末調整システムを導入することのメリットや、選ぶ際のポイントについて具体的に解説します。併せておすすめの年末調整システム(全3製品/2025年4月時点)も紹介します。 […]

    thumbnail

      年末調整Webシステム徹底解説|2025年版のおすすめSaaS型製品比較と選び方

      年末調整時期が近づくと「またあの煩雑な作業が始まるのか」と頭を悩ませている人事労務担当者の方も多いのではないでしょうか。大量の紙書類の配布・回収、記入不備のチェックや差し戻し、そして手作業での計算。毎年繰り返されるこの業務は単なる季節業務ではなく、企業の業務プロセス改革を阻む大きな課題です。 しかし、その悩みはまとめて「年末調整システム」で解決できるかもしれません。クラウド型(SaaS型)サービスを活用すれば、今年の年末調整に間に合わせつつ、業務の自動化とペーパーレス化を実現し、担当者も従業員も双方の負担を大幅に軽減できることでしょう。 本記事では、2025年末に向けて対策する年末調整とその効 […]

      thumbnail

        カテゴリー関連記事

        関連記事をもっと見る

        この記事と同じカテゴリーの製品

        ジンジャー年調収集オプション
        給与計算ダービー
        freee人事労務

        製品をもっと見る