全米レコード協会(RIAA)は5月24日、オンライン著作権侵害行為に対する法的措置として、ファイル交換者を対象とする493件の訴訟を新たに起こしたと発表した。
訴状は米国内各地の連邦地裁に提出された。これらは被告名不詳の、いわゆる「John Doe」訴訟だ。
RIAAは以前、ISPに召喚状を送付し、訴訟を起こす前にファイル交換者の身元を特定していたが、昨年末、この手法を控訴裁から禁止され、今年に入ってからは「John Doe」訴訟という手段に打って出ている。
これまでに、「John Doe」訴訟を通じて氏名が明らかになった人物のうち、RIAAとの和解に応じようとしない24人を被告名特定で提訴済みだという。
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