Intelは1月17日、すべての製品グループを対象にした広範囲な組織改編を行った。デジタルヘルスウェアとワールドワイドの流通チャンネルを扱うグループがそれぞれ新設される。
同社はまた、販売/マーケティンググループの副社長兼ディレクターであるジェイソン・チェン氏が家族の健康問題を理由に1月末に退職することも発表した。後任はアナンド・チャンドラシーカ氏。
同社はCentrino導入によってCPU、チップセット、通信のすべてをカバーするテクノロジーを提供するようになったが、今回の組織編成はこのアプローチをさらに推し進めたもの。モビリティー、デジタルエンタープライズ、デジタルホームという3プラットフォームにコンピューティング、コミュニケーションのそれぞれを組み込んでいく考え。
Intelの社長兼最高執行責任者であるポール・オッテリーニ氏は「この新組織により市場ニーズの予測、対応を改善し、業務への取り組みをより確かなものにすることが可能となる」と述べている。
新しいビジネスユニットはすべてオッテリーニ氏とクレイグ・バレットCEO直属となる。
モビリティー・グループはショーン・マロニー氏、ダディ・パールマター氏が率い、ノートPC、PDA、コミュニケーションデバイスを扱う。
デジタルエンタープライズグループはパット・ゲルシンガー氏とアブヒ・タルウォーカー氏が担当。ビジネスのエンド・トゥー・エンド・ソリューション向けのコンピューティングおよびコミュニケーションプラットフォームの両方を開発する。
デジタルホームグループのトップはドン・マクドナルド氏。リビングルーム向けのエンターテインメントアプリケーション、家電にフォーカスする。
新設のデジタルヘルスグループはルイス・バーンズ氏が、チャネルプロダクツグループはビル・シウ氏がそれぞれ担当する。(→詳細記事)
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