リビングから和室まで、さまざまな環境に調和してくれる液晶テレビ“Bordeaux(ボルドー)”

優美なシルエットの赤ワイン用グラスをモチーフとし、360度空間美学をうたうサムスンの液晶テレビ「Bordeaux(ボルドー)」は、さまざまなタイプの部屋やシチュエーションに実に自然にマッチする。だが、製品写真を眺めているだけでは、なかなかそれをイメージできないものだ。そこで今回は、リビングや寝室などへBordeaux(ボルドー)を実際に設置してみた。

» 2006年10月12日 10時30分 公開
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ワイングラスと同系統の品の良さ

 「Bordeaux(ボルドー)」という液晶テレビがサムスンから登場した。その名のとおり、最もシンプルかつ、飽きの来ない曲線美を有する“ボルドータイプの赤ワイン用グラス”のシルエットをモチーフとした製品である。全体を光沢感のあるブラックで統一し、楕円形のスタンドからシャープに立ち上がる“V-line”ボディは、スピーカーユニットが本体内へ隠された“Hidden Speaker System”との相乗効果により、たしかに、ワイングラスと同系統ともいえる品の良さを演出している。

 ただ、ワイングラスをモチーフにデザインしたといっても、決して表面的な意味合いではないのだろうと思う。ワイングラスというものは、主役であるワインを引き立たせる重要な役割(香りをとどめるための丸みなど)を秘めているものの、あえて自らの存在を主張することはない。しかも、内面をワインで満たされることで、初めてデザインとして成立するのである。

 液晶テレビBordeaux(ボルドー)も同様に、多彩な機能を搭載しつつも、それをひけらかしたりはしていない。察するに、「映像や音楽で満たされて、初めて存在を意識される」ことをコンセプトに、製品デザインがなされたのではなかろうか。

 そのような性格を持たされた液晶テレビゆえ、さまざまなタイプの部屋やシチュエーションへと、ごく自然に溶け込めるだろうことは想像に難くない。しかし、部屋に置いた際にはどのような印象を与えるのか、あるいは、設置スペースはどの程度必要なのかということは、製品写真を眺めているだけではなかなか把握しづらいかもしれない。そこで今回は、実際にリビングや寝室などへ、40V型のBordeaux(ボルドー)「LN40R71B」を設置してみよう。

リビングやダイニングでは、設置自由度の高さを活かしたい

 リビングへの設置においては、これまで部屋の隅を利用して、ブラウン管テレビの奥行きを吸収させていたというケースも多いだろう。その際のブラウン管テレビのサイズは25〜29型(4:3)程度だったとしても、設置スペースの面ではまったく無理をすることなく、そのままLN40R71Bへと置き換えられる。また、従来のSD画質ではテレビからかなり離れないと(画面の高さの5倍程度)粗さが目立ってしまっていたが、HD品質の映像を主に楽しむのであれば、40V型でも1.5メートル程度の視聴距離でよい。

ブラウン管テレビの設置場所に置いてみた。スペース面ではまったく無理をすることなく、そのままLN40R71Bへと置き換えられる

 この写真では、リビングの大きさを8〜10畳と想定するため、あえてソファやテーブルを近づけて設置しているが、この程度でもソファとテレビの間に十分な視聴距離を確保可能である。40V型というと、かなり大きい印象を受けるかもしれない。たしかに本体はけっこうなサイズではあるものの、こと“視聴スペース”に関しては、たいした広さは必要ではないというわけだ。

 また、リビングとダイニングの境目がなく、ひとつの大きな空間としてつながっているケースもある。その場合、テレビは必ずしも隅には設置されないだろう。しかし、Bordeaux(ボルドー)では“360度空間美学”をうたっており、前面のみならず、どの角度から眺めても美しい、シームレスなフォルムを身にまとっている。そのため、次の写真のような配置を行ったとしても、背面が見苦しく感じるといった問題は生じない。

ダイニングテーブル越しにキッチンからLN40R71Bを見た例。40V型の大画面サイズはこのような“ながら見”の時にも活きてくる

 さらに、付属スタンドはスイーベル機構を備えており、左右20度までの範囲内で容易に向きを変えられる。上下左右178度という広視野角もあいまって、部屋の中の幅広いポジションでの視聴に対応可能だ。

落ち着いた印象の光沢ブラックは、寝室や和室にも映える

 さて、リビング以外の部屋に置いた場合はどうなるだろう。40V型のテレビを寝室に置くなんてことは、あまりありえないかもしれないが、ワンルームタイプの部屋に住んでいる方の参考にもなるかもしれないので、ともかく試してみよう。

6〜8畳程度の部屋のベッド脇に置いてみた。本体の薄さが功を奏して、ブラウン管テレビのような圧迫感がない

 これは6〜8畳程度の部屋で、ベッドの脇にLN40R71Bを設置した例だ。ブラウン管テレビでは画面サイズの大小にかかわらず、ある程度の圧迫感が生じてしまう環境だが、液晶テレビの場合は、画面サイズが大きくなっても奥行きはほとんど変わらないため、空間への影響は控えめなレベルにとどめられる。特にLN40R71Bの本体は8.7センチという薄さを実現しており、スタンド使用時でも32.6センチの奥行きですむ。

 一般的な幅90×奥行き45センチ程度のローチェストであれば、下の写真のようにかなり余裕があるし、少し細身の奥行き30センチのラックなどにもなんとか設置が可能かもしれない。また、40V型というサイズのわりには、本体17.8キロ、スタンド込みでも22.8キロと軽量なこともあり、設置場所に困ることは比較的少ないだろう。

幅90×奥行き45センチ程度のローチェストにも余裕で置ける

 普段はベッドの端に腰掛けて鑑賞できるように正面に向けておき、ベットで寝転びながら眺めたくなったら、前述のスイーベル機構を利用して、枕のほうへ向きを変えるといった使い方ができるのも便利だ。

 さらに、和室にも置いてみた。黒漆塗りを例に挙げるまでもなく、光沢のある黒は“洋風”のみならず“和風”にもよく調和する。この例では、テレビ台にも配慮すべきだったかもしれないが、少なくとも、畳や柱、木目を基調とした家具とも違和感なく混在できることは伝わるだろう。

光沢のある黒(ピアノブラック)は和風にもよく調和する

 もちろん、気合を入れてモダンな家具類を揃え、際立ってスタイリッシュな部屋を構築した場合でも、LN40R71Bは決してひけをとることはない。高いデザイン性のアイテムに囲まれても、それらに十分に呼応してくれる。Bordeaux(ボルドー)はまさしく、あらゆる意味で置き場所を選ばない液晶テレビなのである。

モダンな家具類に囲まれても、Bordeaux(ボルドー)は高いデザイン性の1アイテムとして、スタイリッシュな部屋の雰囲気によくマッチする

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提供:日本サムスン株式会社
制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2006年12月31日