夏の行楽に最適なヘビーデューティ機――オリンパス「μ780」＆「μ770SW」：レビュー：「デジカメ中華旅行・海編」（1/3 ページ）

[永山昌克，ITmedia]

レビュー：「デジカメ中華旅行・スナップ編」

防水デジカメで撮る雨のアモイ――オリンパス「μ780」＆「μ770SW」

生活防水に対応したオリンパスμシリーズの最上位機「μ780」と、水だけでなく寒さや重さ、衝撃にも強いタフネスデジカメ「μ770SW」を持って中国に出掛けた。雨や雪、海辺という悪条件でどんな写真が撮れるのか、3回連載でリポートしよう。

レビュー：「デジカメ中華旅行・スキー編」

上海のスキー場で活躍する堅牢デジカメ――オリンパス「μ780」＆「μ770SW」

防水と防塵、耐衝撃、耐荷重、耐温度マイナス10度に対応したヘビーデューティ機オリンパス「μ770SW」を持って上海スキー場を訪れた。さらに、嵩山少林寺に登って標高記録の機能を試してみた。

防水「μ770SW」で撮る海辺のスナップ

　上海にはマリンスポーツを楽しめる海がある。中心部から車で約1時間南下した、浙江省との省境にある「金山城市沙灘」という遊泳区だ。前回お伝えした人工スキー場と並んで、意外と知られていない上海の穴場行楽地といっていい。

　この海で活躍したのが防水デジカメ、オリンパス「μ770SW」だ。「μ720」、「μ725」に続く「μ・SW（ショック＆ウォータープルーフ）」シリーズの3代目として今年3月に発売された製品。防水と水圧対策を徹底したことで、従来の水深5メートル対応から水深10メートル対応へと強化している。海辺のスナップ撮影はもちろん、水深10メートルまでの水中撮影もこなせる。

本来はデジカメの大敵である水の影響を受けないカメラ、オリンパス「μ770SW」

砂浜に置いても平気

荒波を浴びても平気

水中に落っことしても平気

完全に水中に入れても平気

そして水の中でも撮影できる

開放感があるためか、海辺では生き生きした表情が撮りやすい

地元上海人のファンさんとヨウくんにモデルになってもらった

水しぶきをストロボ発光で写し止めてみた

波打ち際にカメラを置いて動画モードで撮影。（640×480/約2秒/1

純正オプションのフロートハンドストラップ「CHS-05」は、手首にかけて使用できる。水に浮くためダイビング用には使えないが、水際での撮影に役立つ