野村ケンジのぶらんにゅ~AV Review
ハイブリッド型イヤフォンの新顔、Audiofly「AF78」を試す(1/2 ページ)
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「春のヘッドフォン祭 2013」で見つけたユニークな製品をピックアップするシリーズの3回目。前々回の「FitEar Parterre」(パルテール)、前回の「Flat4-玄(KURO)」に続き、今回は、タイムロードが取り扱いを開始したAudiofly(オーディオフライ)の製品を取り上げよう。
Audioflyは、オーストラリアに本拠を構えるヘッドフォン専業メーカーで、2009年に設立されたばかりという、まさに新進気鋭のブランド。現在はカナル型イヤフォンを中心に展開しているようで、そのうちの4モデルが日本国内にも紹介された。
なかでも注目となっているのが、上級モデルの「AF78」だ。こちらの製品、バランスド・アーマチュア型(以下、BA)ドライバーと9ミリ口径のダイナミック型ドライバーで構成されるハイブリッドシステムを採用し、伸びやかな高域とパンチのある低域を両立しているという。
随所の造りにも、こだわっている様子がうかがえる。ドライバーはイヤーピース側にBA、その奥にダイナミック型を配置。このレイアウトによって、コンパクトな筐体(きょうたい)サイズにうまくまとまっており、おかげで装着感はかなり軽快だ。サイズが小さく、しかも形状が工夫されているので、耳の中にすっぽりと収まってくれる。首を振ってもポロッと落ちてしまうことはなく、なかなかに扱いやすい。
なかでも、実機に触れて感心したのが、ケーブルの絡みにくさだ。ケーブルには、軽くて丈夫なコーデュラファイバーとケブラーを編み上げた「Audioflex」と呼ぶ独自開発のアウター素材を採用。耐久性と絡まりにくさが特長だという。
実際、“絡みにくさ”をアピールする製品は数あれど、こちらは正真正銘、看板に偽りなしといった印象。わざわざ小さめに束ねて絡ませてみたが、アウター素材「Audioflex」がグニャグニャと曲がらないため、多少絡んだとしてもすぐにとくことができた。
なお、付属品として、4ペアのシリコンイヤーチップと2ペアのコンプライイヤーチップを同梱(どうこん)。このほかにも、メタルケースや2分岐コネクター、飛行機用コネクターが付属されるなど、充実した内容となっている。
では、肝心の音はどうだろう?
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