iPhoneの充電にも対応した“手回し充電ラジオ”、ソニーから:太陽光充電パネル搭載モデルも
ソニーは手回し充電ラジオの新製品2機種を7月下旬に発売する。iPhoneの充電に対応したほか、より汎用的な単三形乾電池が利用できるなど利便性を向上。
ソニーは6月18日、ポータブルラジオの新製品「ICF-B88」および「ICF-B08」を7月20日に発売する。災害発生時など電源を確保できない場合に役立つ手回し充電器内蔵のAM/FMラジオ。LEDライトや給電用のUSB端子を備え、非常時にスマートフォンや携帯電話を充電できる。
従来機「ICF-B03」のユーザー調査をもとに各所をブラッシュアップしたモデル。新たにiPhoneの充電に対応したほか、より汎用的な単三形乾電池による駆動を可能にしている(従来は単四形乾電池)。本体はIPX4の防沫形(従来はIPX2)。手回し充電のハンドルはグリップ部を大きくしたうえ、根元ジョイントの強度を上げ、さらに1分間の手回しでAMラジオを約75分聴取できるなど(従来は約60分)、使い勝手と充電効率の向上を図った。
さらに上位機のICF-B88では、USB ACアダプターによる充電が可能。上面には太陽光充電パネルを備えており、晴天時に屋外で1時間充電すれば、FMラジオで約40分、AMラジオで約60分の聴取が行えるという。
万が一の時に助けを呼べる“笛”が付属するのは従来機と同じ。今回はさらに笛をハンドストラップに取り付けられるようにした。本体と付属品をまとめて収納できるキャリングポーチも付属する。
本体サイズと重量は、ICF-B88が約132(幅)×79(高さ)×58(奥行き)ミリ、約338グラム。ICF-B08は約132(幅)×77(高さ)×58(奥行き)ミリ、約329グラム。ICF-B08にはホワイトとオレンジのカラーバリエーションを用意した。
両モデルとも価格はオープンプライス。店頭ではICF-B88が8000円前後、ICF-B08は7000円前後になる見込みだ。
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