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ステレオマイクにUSBダイレクト接続――上位機に近づいたエントリーモデル、ソニーのICレコーダー「ICD-PX440」
ソニーは、ICレコーダーの新製品「ICD-PX440」を5月17日に発売する。6000円台で購入できるエントリーモデルながら、ステレオマイクの搭載など大幅な機能向上を果たした。
ソニーは4月22日、ICレコーダーの新製品「ICD-PX440」を発表した。「ICD-BX332」の後継となるエントリーモデル。5月17日に発売予定で、価格はオープンプライス。店頭では6480円前後(税別)になる見込みだ。
内蔵マイクがステレオになったほか(ICD-BX332はモノラルマイク)、内蔵メモリは2Gバイトから4Gバイトへと倍増。新たにスライド式のUSB端子を搭載し、そのままPCに接続できる「USBダイレクト接続」に対応した。また見やすいフルドットディスプレイの搭載や5方向キーなどで操作性も向上。エントリーモデルながら上位機に近い機能性と操作性を実現した。
録音フォーマットはMP3。電源は単四形乾電池2本で、最長約96時間の録音が可能だ(MP3 8kbps時)。メモリ増設用にmicroSDカードスロットも備えている。
外形寸法は37.2(幅)×113.2(高さ)×19.3(奥行き)ミリ。重量は75グラム。Windows用ソフトウェア「Sound Organizer」が付属する(本体メモリに収録)。
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