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楽曲を正しく管理したいなら――ソニーがHDDプレーヤー「HAP-Z1ES」と「HAP-S1」をアップデート(2/2 ページ)
ソニーは、HDDオーディオプレーヤー「HAP-Z1ES」および「HAP-S1」のアップデートを発表した。楽曲ファイルの管理をより正確に、効率的に行うための機能が追加された。
アルバムやフォルダ単位でミュージック情報の再取得が可能に
また「HDD Audio Remote」ではアルバムやフォルダ単位でミュージック情報の再取得が可能になった。従来はトラック単位(1曲単位、ファイル単位)でしかミュージック情報の再取得はできなかったが、新たに「アルバム単位」「フォルダ単位」でも可能になった。複数の候補が見つかった場合は一覧を表示して選択できる仕様で、「ジャケットアート情報も一発で整う」(ソニー)という。
2枚組アルバムのトラブルを解消
ディスク情報には「ディスク番号」の欄が追加された。例えば2枚組のアルバムを取り込んだとき、それぞれのディスクスに同じトラック番号が付けられているため、1枚目と2枚目の「トラック1」が並んでしまうことがあった。これを正しい順番で表示・再生するために利用できる。
いずれもGraenote側の精度が上がれば解消できる可能性もあるが、膨大な楽曲データの中には例外も多く、利用しているデバイスも多岐に渡る。
スリープタイマー設定が細かく
このほか、プレーヤー本体のアップデートとして、2つの機能が追加されている。1つはインターネットラジオのPower On Resume(パワーオン・レジューム)が可能になったこと。最後にネットラジオを聞き、電源をオフにした場合、次回電源投入時に同じラジオ局が再生されるようになった。
もう1つは、スリープタイマー設定の改良だ。これまでは30分単位でしか設定できなかったが、アップデートにより、1時間以下は10分単位で設定することが可能になった。
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