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「ジェームズ ダイソン アワード2014」の上位20作品が決定――日本から過去最多の3作品が選出
国際デザインアワード「ジェームズ ダイソン アワード2014」の第2次選考を通過した20作品が発表された。日本から過去最多となる3作品がノミネート。
ジェーズム ダイソン財団は10月23日、国際デザインアワード「ジェームズ ダイソン アワード2014」(JDA)の第2次審査を通過した20作品(TOP20)を発表した。日本からは過去最多となる3作品が含まれている。
JDAは、「日常の問題を解決するアイデア」をテーマにデザインやエンジニアリングを専攻する学生や卒業生から、想像力、問題解決力、チャレンジ精神にあふれた作品を募集する国際デザインアワード。今年は世界18カ国から600を超えるエントリーがあった。
日本からのエントリーで「TOP20」に残ったのは、筑波大学の江口洋丞さんと清谷勇亮さんが考案した「Qolo」、菅原祥平さん(専門学校桑沢デザイン研究所)と北野智士さん(東京工業大学大学院)による「Raplus」、慶応大学大学院の中垣拳さんの「COMP※PASS」。
2次審査を通過した20作品は、最終審査候補作品として最終審査員を務めるジェームズ・ダイソン氏に審査され、11月6日に国際最優秀賞が決定する。受賞者には3万ポンド(約510万円)が授与される。
- Qolo
「Qolo」。車いすから立ち上がる、立った状態で移動する、椅子に座るという足の不自由な人にとって難しい3つの動作を可能にする支援機器
- Raplus
「Raplus」。高齢者の歩行リハビリをアシストする器具。軽量かつ小型で膝の力の50%のみを支える
- COMP※PASS
「COMP※PASS」。さまざまな図形を紙に描くことができる作図ツール。CADと連携し、図形を紙とディスプレイの間でシームレスに移すこともできる
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