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ソニー、ハイレゾ対応ウォークマンの最上位機「NW-ZX2」を発表――新コーデック「LDAC」も訴求2015 CES

ソニーは、International CES開幕前日のプレスカンファレンスで新しいハイレゾ対応ウォークマンやBluetooth接続に使用する新しいコーデック「LDAC」を披露した。

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 「2015 International CES」のプレイベント期間となる1月5日(現地時間)、ソニーはメイン会場となる「Las Vegas Convention and World Trade Center」(LVCC)に出展した自社ブースでプレスカンファレンスを開催した。この中で、新しいハイレゾ対応ウォークマンの最上位機「NW-ZX2」を披露した。


ハイレゾ対応ウォークマンの新しいフラグシップモデル「NW-ZX2」

 「NW-ZX2」の発売時期や価格についてはアナウンスがなく、日本国内での投入時期についても本日の取材時点では確認はできなかった。外観は、現行フラグシップモデル「NW-ZX1」よりも少しスリムになっている。ボディカラーはブラック。剛性を高めたシャーシは、「NW-ZX1」同様に背面にラバーグリップを設けた。


背面はラバーグリップ仕様

 ハイレゾ対応のフルデジタルアンプ「S-Master HX」や、圧縮音源も高音域を補完してハイレゾ相当にアップグレードする「DSEE HX」など、高音質化技術も搭載されている。


大型で信頼性の高い3.5ミリステレオミニジャックを搭載

 なお本体下側に設けるヘッドフォン出力は、一見するとZX1と同じく大型で信頼性の高い3.5ミリステレオミニジャックを搭載しているようだ。もう1つの大きな変更点は、外部記憶媒体としてmicroSDカードスロットが使えるようになったところ。スロットは底部に1つ設けた。


「LDAC」対応のBluetoothワイヤレスヘッドフォン「MDR-1ABT」

 Bluetoothによるワイヤレス再生は、ハイレゾに迫る高品位再生をワイヤレスで実現するというソニー独自の新コーデック「LDAC」による送り出しに対応。従来のSBCに比べ、約3倍の情報量が伝送できるという。同じくLDACに対応するレシーバーを搭載したヘッドフォン「MDR-1ABT」や、ワイヤレススピーカー「SRS-X99」「SRS-X88」にワイヤレスで送りながらハイレゾ相当の高音質で音楽再生が楽しめる。


LDAC対応のワイヤレススピーカー「SRS-X99」


こちらは弟機の「SRS-X88」

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