インタビュー
ここがすごいぞ“ハイレゾ対応ブラビア”――ソニー開発担当者インタビュー:2015 CES(2/2 ページ)
ソニーが北米市場向けに発表した新ブラビア「X9000シリーズ」。放送番組を「DSEE HX」でハイレゾ相当にして楽しめるほか、ネットワークやUSBメモリーを介してハイレゾ音源ファイルの再生も可能だ。企画担当者に詳しい話を聞いた。
それだけでなく、テレビ本体にはデジタルアンプとハイレゾ対応のデコーダー、DAコンバーターが内蔵されており、最大96kHz/24bitまでのFLAC/WAVファイル再生に対応。ネットワーク経由、HDMI入力、あるいはUSBメモリーに保存したハイレゾ音源もテレビ単体で再生することができる。
さらにスピーカー部分の改良も行われている。枡氏の説明によれば、ハイレゾ音源のリッチな高域を再現できるよう新開発のツィーターを搭載するなど、チューンアップを施しているという。
会場ではジャスティン・ティンバーレークとのコラボバージョンによる、マイケル・ジャクソン「Love Never Felt So Good」のPVを上映しながらデモンストレーションが行われている。喧噪に包まれたCES会場で視聴した印象であることを断りつつ、シャープでキレのあるボーカルを印象付けるサウンドだったことをご報告したい。日本国内の導入も楽しみな、ソニーならではの独創的な製品といえそうだ。
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